今日から2月ですね。

 一年で一番寒い月……

 

 寒いのに弱い僕が、毎年、最も苦手としていたのがこの2月だったのですが、ニシーネ スペースの部屋は嘘みたいに暖かいです。

 

 さすがに夜は暖房をつけているのですが、断熱材が天井と床に組み込まれているこの部屋は、朝日が差し込んでくると、ポカポカと暖かくなって、快適な気分で仕事ができます。

 

 本当にありがたいことです。

 今は、過去の全ての出来事に感謝ですね。

 

 昨日のブログの内容を理解してくれる人なんて、ほとんどいないだろう…… と思っていたのですが、「自分もそう思っていた」という方が結構いらっしゃったようで、とても嬉しくなりました。

 

 僕が月に一回、アドバイザーのお仕事をさせていただいている、ある会社の会長も、実はこういったパラレルワールドの考え方の持ち主で、僕自身、会長のお話を拝聴させていただいて、本当にたくさんの学びをいただいています。

 

 ある時、会長がこんな趣旨のことをおっしゃられたのです。

 

「未来に存在する自分の『今の自分に何をして欲しいか』という声を聞くことで、そのたどり着きたい未来にアクセスできるのではないか……」と。

 

 その時、震えがくるくらいに感動したのを、覚えています。

 

 確かに、本当にその通りだと思うんです。

 過去も、現在も、未来も、全て今ここに同時に存在しているのですから……

 「そんな訳ないだろ」と思った人も、とりあえず「そうかも知れない」ぐらいに考えてみてください

 

 それでも「どうやって、未来の自分の声を聞けばいいのか」という問題は残ります。

 

 およそ最もベストな方法は、頭の中によぎる思考を一旦止めて「ただ感じてみる」ということだと思うのですが、我々は現在という時間軸に、肉体を持って、その肉体の思考と同一化しながら生きていますから、そういったことができる人はそんなに多くはいないでしょう。

 

 とはいえ、未来の自分の声を想像してみることはできると思うんです。

 

 誰でも、過去の人生で「あの時、こうすれば良かった」と思ったり、逆に「あの時に頑張ったから、今があるんだなあ」みたいに思ったりしたことが、一度や二度はあるとは思うのですが、そこから類推すれば、未来の自分が「今の自分にして欲しいこと」というのは、おおよそ推察ができます。

 

 そして、その未来の自分のために、現在の自分が行動を起こすことによって、確実にそのたどり着きたいと思う未来にアクセスできるようになります。

 

 そんな風に、未来の時間軸にいる自分と気持ちを共有させることができた人の人生は、充実した実りあるものになっていくはずです。

 

 肉体を持っている人間が知る未来というのは、どんなに長くても100年程度ですし、様々な制限があります。

 

 誰の人生にも、自分がたどり着くべき「素晴しい未来」が、この現在と同時に存在しているのですが、アクセスがうまく行かなかった場合には、肉体を持った人生においてのその未来は、時間の流れに轢(し)かれて、うたかたの泡のように、しぼんで消えてしまいます。

 

 当然の話ではありますが、肉体や物質なんかは、時空の制約を超えることができません。

 

 それに連動して、肉体や個というものに直接結びついているような思いや気持ちというものも、残念ながら、時空の制約を受けてしまいます。

 

 もちろん、それが人間らしさですし、そういったものが悪い訳ではありません。

 

 人間が持っている欲望というものは、向上心につながっていますし、時には思いっきり快楽に浸って、人生を楽しむことだって必要です。

 

 ただ、意識の状態があまりに肉体寄りで、自分の「個」というものに囚われ過ぎてしまうと、どうしても、現在という時間軸の自分の思考に囚われたまま、身動きが取れなくなってしまいます。

 

 だから時々、少しだけ意識の枠を広げて、時空の制約を超えた世界を感じてみる……

 

 そうすると、また違った見方で、この人生をとらえることができるかも知れません。

 

 意味が分からない話で、疲れた方も多いと思うので、この続きはまた明日のブログで書かせてください。

  「またこの話かよ」と思われた皆さま、どうかあと一日だけ、おつきあいください……