ニシーネ スペースは天井と床に断熱素材が取り入れられていて、冬でも暖かいので、寒いのが苦手な僕は本当にありがたいです。

 

 とはいえ、やっぱり冬は冬ですね。

 この時期になると、さすがに暖房をつけないとキツいです。

 

 昨日はZoomの初級講座、そして今日はこれから六十干支講座…… 今日も睡眠時間を削って講座の準備に取り掛かっています。

 

 週末に睡眠時間を削るのは、最近ではもう毎週のルーティンですし、こうやって講座をやらせていただいたり、その準備をしながら、いろんなことを学べることが、僕にとっては何よりの幸せです。

 

 ちなみに昨日は、易の大家でもあり陽明学者でもある安岡正篤先生の干支の活用の仕方について、僕なりにアレンジしたものをメインに、講座をやらせていただきました。

 

 安岡先生の占いに対する考え方もそうなのですが、やっぱり良質な占いには「学び」があるように思います。

 例えばそれは、五行哲学だったり、干支に含まれる先人の知恵だったり、易経の教えだったりする訳ですけど……

 

 もちろん、そういう古くから伝わる類いの占いだけでなく、オラクルカードやタロット、例えそれがサイコロ占いや託宣のようなものであったとしても、それを扱う占い師が優れていれば、その占いには学びがあるし、その占いに耳を傾けることによって、鑑定を受けている側も心が豊かになるものです。

 

 例えばですが、その占いを通じて、人は目に見えない何か大きな存在とつながっていることを確信したり、心が落ち着いて自分の拠り所を見つけることができたりとか、さらにはそういった大きなつながりを感じて、人にも優しくなれたり……

 

 決して、宗教などはそこに介在していないのですが、人はその占いの結果から、学びやメッセージのようなものを感じ取ることができたりします。

 

 そういった学びを得ることによって、小さな自分の悩みから解放されると、今までだったらわいてこなかったような発想や知恵が次々とわいてくるようになって、人は自ら、幸せに向かって歩き出せたりもします。 

 

 逆に占いとは、そういったものでなくては、いけないような気がします。

 

 占いをすることによって、よくわからない恐怖心がわいてきたり、毎日が占いに振り回されて不安で不安でしょうがないというならば、それは決して正しい占いのあり方ではないし、そんな占いはしない方が良いと思うんです。

 

 確かに多くの占いには、吉凶というものがつきものですが、例え凶という結果であっても、良質な占いには、きちんとその理由が述べられているし、解決策と学びが記されています。

 

 優れた占い師は、最低限それをきちんと伝えてくれますし、人間的にも尊敬できるものです。

 

 僕の周りには、素敵な占い師の方がたくさんいらっしゃるのですけど、みんな「鑑定を受ける人が喜んでくれて、幸せになっていく姿を見るのが嬉しくて、この仕事をしている」とおっしゃいます。

 

 占い師の中には、占いを単なるお金儲けの手段だと考えていたり、わざとクライアントの恐怖心をあおることで、自分の顧客につなぎとめておこうとするような人もいるようですが、占いを受ける人は、そういうのへんな占い師に引っ掛からないようにしてほしいなと思います。

 

 世の中には素敵な占い師がたくさんいますから、占いを受けていて違和感を感じたら、別の占い師に見てもらったらいいです。

 

 良質な占いには、学びがある……

 

 それをしっかり心に刻んで、今日の講座も内容が深いものになるように、引き続き準備を頑張ります!!