気がつけば、もう今年も、残り10日をきってしまいました。

 皆さまにとって、この2023年はどのような年だったでしょうか。

 

 僕にとっては、今年はまるでジェットコースターに乗ったように、浮き沈みの激しい年でした。

 

 前半は全く振るわない空振りの状態でしたが、8月ぐらいからはうって変わって、俄然、運の流れが良くなりました。

 年の前半に何一つ期待していなかっただけに、今このような形で復活して、以前より大きな活躍ができているのが、まるで夢を見ているようです。

 

 僕のことをいつも見守って応援してくださった皆さまに、本当に感謝しています。

 

「四柱推命の占い方」にも少し書かせていただいたのですが、これまでたくさんの事例を見てきた思うのは、やはり一年の運気というものも、大運を見る場合と同じように、前半と後半に分けてみていくというのは、かなり有効なように思っています。

 

 とはいえ、例えどんな星の巡りであっても、自分の心掛け次第で良いものにしていけることは、言うまでもありません。

 

 四柱推命の干支や通変には「運を開くにはどうしたら良いか」という方向性のヒントが書かれています。

 

 僕が、今年の前半の運気が振るわなかったのは、自分の器がまだまだ小さくて、くさってしまっていたのが原因です。

 もし、自分の中にあるその課題を乗り越えられていれば、年の前半から仕事の準備に精力的に取り掛かることもできたし、仮にそうしていたなら、今、ここまで時間に追われまくっていることもなかったと思います(笑)

 

 だいたい、僕の今年の前半に巡っている星は「自分次第でどうにでもなる」というメッセージの通変ですし……

 

 自分がくさってやる気をなくしてしまったのを、環境や周りの人のせいだと思えば、確かに「運勢は決まっていた」ということになってしまいます。

 

 もちろん、過去に起こってしまった出来事に関しては、「あの時は、ああすれば良かった……」と悔恨の気持ちを抱き続けるよりも、スッパリと運勢のせいにしてしまった方が、案外健康的だったりもします。

 

 とはいえ、これからやってくる未来に関して言えば、「運勢がすでに決まっている」ものなんて、決して僕は存在しないと考えています。

 

 今の自分が置かれている状況を、環境や周りの人のせいにしてしまうか…… それとも、自分の中に存在する何らかの課題が、そこに反映されているのだと考えて、謙虚な気持ちでその課題に向き合っていくか…… この二つの選択肢のどちらを選ぶかで、我々の人生は天と地の開きができてしまうように思います。

 

 僕の今年の前半期は、お恥ずかしい話、環境や周りの人のせいにして、勝手に自分で運勢を閉ざしていたに過ぎません。

 

 とはいえ、もう過ぎたことを反省し過ぎるのも、あんまり健康に良くないので、少しだけ運勢のせいにすることにします(笑)

 

 運勢は、自分次第で変えられる……

 

 新しく年である2024年も、必ずや素晴らしい年になるはずです。