高野山金峯山寺から、ゆの里温泉を経由して、岐阜の家に着いたのは、その日の終電ギリギリの夜中でした。

 

 旅の計画をしっかり立てていた訳ではないので、もし終電に間に合わなかったなら、どこかのビジネスホテルに一泊しようと覚悟をしていたのですが、稀有(けう)に終わったようです。

 

 岐阜の自宅で一夜を過ごし、久しぶりのお墓参りに向かいます。

 

 ここの所、講座の準備に集中するために、ずっと東京のニシーネ スペースに滞在していたので、だいぶご無沙汰してしまいましたが、ようやく、この場所に来ることができました。

 

 お墓のまわりの草むしりをして、お花を供えてローソクと線香をつけると、何だかホッとした気持ちになりました。

 

 お墓参りを終えて、少しだけ故郷の町を散策することにしました。

 ここ最近、時間に追われまくって生活していたので、たまにはこういう時間も必要です(笑)

 

 お墓の場所から少しだけ歩いた所に、僕の父が生前働いていた、金型の部品を製作する会社の工場があります。

 

 子供の頃、父に連れられて、この工場のお風呂に入ったこともあるんです。

 会社の大きな工場の周りを歩くと、何だか懐かしい気持ちになりました。

 

 そこからさらに歩いた所に、田毎(たごと)という煮込みうどんのお店がありました。

 

 

 

 この田毎は、自然派四柱推命に参加してくださっているFさんのお友達がされているお店……

 

 Fさんは愛知県出身で、岐阜のことにも詳しくて、先日、故郷のよもやま話で盛り上がった時に、岐阜にとても美味しいうどん屋さんがあると教えていただいたのです。

 

 それにしても、本当に不思議なご縁を感じますね。

 

 早速、お店に入って、どういう訳かカレーうどんが食べたい気分だったので、お店一押しの味噌煮込みうどんではなく「特製カレー煮込みうどん」を注文しました(笑)

 

 

 カレーのスープが、ブクブクと泡を立てて沸騰しています。

 

 アツアツのおうどんを取り皿によそって、いただきました。

 とても、美味しかったです。

 

 お腹もすっかりと満たされました。

 

 あともう少しだけ、故郷の岐阜に滞在しようと思います。