今日のニシーネ スペースの朝の日差しも、あったかいです(^^)

 

 最近、時間に追われまくって、あまり寝ていないのですが、この朝日を浴びるとシャキッと元気になりますね。

 寝食を惜しんで、大好きな仕事ができるほど、ありがたいことはないのかも知れません。

 

 総和社の竹下社長もやはり体育会系の方で、「睡眠時間を削れは大体のことはできる」とおっしゃいます。

 あと、「できるか、できないか」ではなく、本当は「やるか、やらないか」だと思う…… とも。

 

 僕もそう思って昨日は寝ないで頑張ってみたのですが、ブログの更新のことが見事に頭から抜けおちてしまっていて、その後、全ての仕事が後手に後手にと回ってしまいました。

 

 やっぱり、寝なければ良いというものではなく、ちゃんと要領を得た仕事のやり方をしなくてはダメですね(笑)

 

 2年前の2021年の年末は、竹下社長や周囲の皆さんのお陰で、要領を得ない僕が「奇跡の本三冊出版」を成し遂げることができました。

 

 今日と明日の二回で、その時のことを書いた思い出深いブログを、リメイクしてお届けしたいと思います。

 

 大変、ご無沙汰しております!!

 

 前回、このブログを更新したのが、2020年12月31日ですから、約一年ぶりのブログの更新になります。

 

 この一年の間、日本では首相が二回替わり、あいかわらず、コロナウィルスの流行で、外出にマスクは手放せないまま……

 

 僕はこの一年、「2021年末までに達成する」と、みんなの前で誓ったある事を、絶対に実現させようと、必死になって頑張っていました。

 

 その「あること」とは「本を3冊出版して、書店に並ぶようにする」というものです。

 

 なぜ、そんな無謀でおかしな宣言をしてしまったかというと、それはある情報を聞いて、つい、みんなの前で、自分を奮い立たせる為に口走ってしまった一言が原因でした。

 

 それは2018年の末、今から三年前の出来事……

 

 2021年末までは三年間もあるし、書く文章もすでにある程度できているし、四柱推命上で見ても、この三年間は僕にとって、ありえない位の力がみなぎってくる人生の最後のチャンスでしたから、その時は、勝算は十分にあったのです。

 

 ところが、後からその情報が誤情報だったことを知り、すでにでき上がっていると思っていた文章は、実は使うことができないと知った時には、「本三冊出版」という目標が、とてつもなくハードな目標であることを、思い知らされました。

 

「あきらめる」という選択肢を選べば、どんなに楽だろうと、何度も思いました。

 

 でも、これは、亡くなった父との約束でもあったんです。

 本を出すまでは死ぬな、と約束していたのですが、高齢には勝てず、父は2020年の夏の終わりに他界しました。

 

 その時、何が何でもこの約束は守りたいと、心に誓いました。

 

 

 

 とはいえ、この時点(2020年1月)では、どの出版社で本を出すかも決めていないし、だいたい、どんな本を3冊書くかも決めていません。

 

 すでに、でき上がっていると思い込んでいた文章は使うことができないというのが、大きな誤算だったのです。

 

 それなら、そんな宣言さっさと撤回すれば良いだろ…… って話ですが、まあ、こういう性格ですから(笑)

 

 引っ込みがつかなくて、この頃はずっと毎日、一体何を書けばいいのかと、悩み続けていました。

 

 タロットのことは前回の本に書いてしまいましたし、僕がエッセイ本なんかを書いた所で、そんなもの誰も読みたくないでしょうし……

 

 一時期は、3冊の内の1冊はエテイヤ本の訳本にしようと思っていたのですが、やることなすことうまく行かず、全く話が先に進んでいかない……

 

 改めて、自分の占いのキャリアのことを、もう一度見直してみた時、僕が占いの中で、本当に得意分野として世間と太刀打ちできるのは、やはり四柱推命しかないと再認識しました。

 大体、僕は占い以外には何の取り柄もないし、占いと言っても、四柱推命以外のことで本を書くには、まだまだ知識も経験も浅すぎる……

 

 三年間も期間があったに関わらず、結局、今年の元旦まで、原稿はたった一行も書けていませんでした。

 

 だから、こんな奇跡のようなことが起こせたのは、僕の力ではありません。

 

 全ては、本当にたくさんの僕の周りにいてくれた方のお陰です。

 

 そして、目に見えない所から、ものすごく力をいただいたのも感じます。

 ちょうど十年前、あの絶対に間に合うはずがない、パリ行きの飛行機に乗れたように……

(2013/2/26パリブログ 「あの日起こった奇跡」 参照)

 

 もう、自分の欲得のためだけに生きるのは止めようと、改めて思いました。

 

 

 こうやって、3冊の本を見ると、涙がこみ上げてきますね。

 

 この3冊の本は2021年12月23日(木)に全国書店に配本され、12月27日・28日頃には新刊として書店に並びます。

 有隣堂や紀伊國屋書店、ブックファーストなどの大型書店には、まず間違いなく配本されますが、全国どこの書店であっても、出版社名(総和社)と本のタイトル(四柱推命人間学・四柱推命の占い方・四柱推命の景色)を言えば、注文が可能です。

 

 実は、まだ身体の疲れが取れていなくて、正直、飛び上がるような喜びにあふれているという状態でもないのです。

 

 無理なことを押し通せば、当然、いろいろな人間関係の軋轢も出てきますし、体にも相当な負担が掛かります。

 

 村野大衡先生もおっしゃっていましたけど、夢や目標というものは、やはり人に話すものではないですね。

 向かい風のような、ものすごい抵抗エネルギーに、命を削られたような感じがします。

 

 三年前には調子に乗って「本3冊出せなかったら、占い師をやめる」などと、バカな事を口にしていましたから、引くに引けなかったというのも確かにあります。

 もちろん、相手の人も、僕の言うことを真面目に聞いていた訳ではないと思うのですが……

 

 実を言いますと、この「年内、本3冊出版」は本当にギリギリの段階で、綱渡りのように成しとげられたことだったのです。

 明日は、その奇跡のようなあらましについて、語らせてください。

 

 (2021/12/19ブログ「大変、ご無沙汰しております!!」をリメイク)