今朝の東京の日差しは、ポカポカと暖かくて気持ちいいです。
実はさっき、頑張って書きあげた力作のブログ記事が、消えてしまいました。
こんなことなら、どこかに文章のバックアップを取っておけば良かったです。
消えた記事を復元できる方法がないかと、ネットでいろいろ調べて試してみたのですが、そんなに甘くはありませんでした。
何とか記憶をたどって、さっきと同じ文章を書けないかとも試みたのですが、やっぱりダメですね。
しばらく放心状態で、イスに座りながらスイッチが切れたようになっていました(笑)
本を執筆していた時にも感じていたことですが、文章というのは、本当にその瞬間にしかおりてこなかったりします。
だからこそタイミングがすごく大事で、その瞬間に文章をつかまえて、すぐにパソコンに入力するなり、メモをするなりしないと、記憶から抜け落ちてしまいます。
ちょうど川を泳いでいる「活きのよい魚」を、素早く手でつかまえるような感覚でしょうか。
これは文章だけではなく、人生のあらゆるものに関して言えるような気がしますね。
そのタイミングを逃すと、もう二度と手に入れることができなくなってしまう……
先週の金曜日の夜に出雲ツアーから東京に戻って、自然派四柱推命Online入門講座、自然派四柱推命初級講座、月一Zoom四柱推命勉強会を続けざまに行い、今朝は思いっきり眠りました。
今朝 見ていた夢は、好きだった恋人が、凶悪犯に襲われてナイフで刺されて殺されてしまい、そのことでずっと悲しみに暮れている…… という夢でした。
目が覚めてからも、何だか物悲しくて、しばらくボンヤリとしていました。
もちろん、そんな恋人なんて、現実にはいないんですけど……
夢が暗示していたのは「頑張って書き上げた、力作のブログ記事との別れ」でした(笑)
それはともかく、長い時間を掛けて築き上げてきたものが一瞬にして消えてしまうことほど、ショックなこともありません。
しばらくの間、やる気も何も出なくなります。
とはいえ、いつまでも過去の出来事に心が囚われていると、せっかく来ている、今の幸せのチャンスを逃してしまいます。
何かを捨てるから幸せのチャンスがやってくるのであって、捨てると決めたからには、きれいさっぱり忘れなくてはいけないんですね。
消えてしまった記事を復元させる方法なんてある訳がないし、イライラしながら、記憶をたよりにもう一度同じ記事を書こうとしても、絶対にできっこありません。
よく考えたら、この教訓は、ついこないだ学んだばかりでした。
7年半続けた中野坂上のサロン ド シルフィーユを閉店したのは、一年前の春のこと……
サロン ド シルフィーユのことに心が囚われている間は、僕はずっと不幸の状態でした。
でも、中野坂上のサロンがなくなったからこそ、今こうして僕は、ニシーネ スペースの暖かいベランダの日差しを浴びながら、幸せな気持ちでこのブログを書いています。
ブログの記事が消えてしまうぐらい、大したことではありませんね。
今日も朝から、素敵な学びをいただきました。