今日は2月2日、四柱推命の年干支の変わり目となる立春まで、あと2日……

 明日はいよいよ節分です。

 

 僕にとって、この癸卯の年はとても波乱に満ちつつも、本当に素晴しい年となりました。

 皆さまにとっては、いかがだったでしょうか。

 

 一昨日から続いている、この訳が分からない話も、今日で終わりです。

 

 世の中には、自分の思い描いている夢を次々と現実に変えてしまうような、とてもパワフルで強運の持ち主がいます。

 

 そういった人は概して、ただ運が強いだけではなく、普通の人からしたらありえないような、ものすごい努力をしていたりもします。

 

 その努力の積み重ねによって、その人が成功者になっているのも、また事実です。

 

 だからこそ、普通の人からするとありえないような、ものすごい努力をすることによって、人生は切り開かれて行くし、努力をすることで、自分が思い描いている夢だって叶えることができる……

 

 確かに、その通りだと思います。

 でも、これだけだと、単なる体育会系の根性論の話で終わってしまいます。

 ちなみに、僕が12年前に毎日書いていたパリブログは、いつもそんな根性論だけで話をしめくくっていました。 

 

 とはいえ実際の所、根性論だけを頼りに、自分が思い描いている夢を実現させようとするのは、かなり無謀です。

 

 もちろん、短期的なビジョンで、その夢が比較的シンプルな内容であれば、根性論だけでもそれを叶えることができるかも知れません。

 

 ただし、それが長期的なビジョンで、夢を叶えるために何をしたら良いかが判然としないような場合、根性論だけを頼りに努力し続けるのは、出口がどこにあるのか分からない藪(やぶ)の中を、やみくもに突き進んでいくようなものです。

 

 そんな時、自分の思い描いている夢を叶える人たちというのは、あたかも、地上の自分の現在位置を空の上から観測できる「鷹(たか)の目」のような視点を持ち合わせていたりします。

 

 いわば、迷い込んでしまった「二次元」の藪の中を、三次元的な視野で、冷静に状況を捉える才能を持っている人だけが、出口にたどり着けるという訳です。

 

 そういった鷹の目のような見方こそが、時間軸を超越して、人生を俯瞰するものの見方と発想だと思うんですね。

 

 つまり「三次元」という現実世界の藪の中を、四次元的な視野で捉えることによって、確実に「成功」という出口にたどり着けるという訳です。

 

 「そんなことが本当にできるのなら、お前がやってみろ」と言われそうですが、実は今やっているんです。

 

 でも、どんな未来の世界とアクセスしているかについては、どうか聞かないでください。

 

 前に自分の夢や目標を話すことで、向かい風のようなエネルギーに命を削られそうになる経験をしたので、今度はもう夢は誰にも話さないつもりです(笑)

 (2023/11/19ブログ「2021年末の奇跡・その1」参照)

 

 自分が思い描く未来の自分と、気持ちを共有させることができれば、人生における時間軸のパイプが太くつながって、現在の自分の状態を未来目線で俯瞰的に捉えられるようになるので、焦りもなくなるし、おのずと自分がすべき努力の方向性も見えてきます。

 

 逆に、未来の自分との意思疎通が全くできていない状態だと、時間軸のパイプは不安定でつながらないまま、時間から孤立した現在の世界だけにしか存在していない「どうでも良いもの」に気持ちが惑わされてしまいます。

 

 だから時折、夢が全て実現している未来の世界の自分にアクセスをして、(その未来の自分からしたら)過去の世界から、未来の自分にしてあげられることを、愛情を込めてやってみる……

 

 思い描いたすでに存在しているその未来は、やがて「現在」と呼ばれている世界とたった一つに交わるはずです。