今日からもう11月……

 月日が過ぎていくのが、嘘みたいに早くて、時間に置いていかれそうです。

 

 今から3ヶ月ぐらい前に、このブログで「インテグラル理論はとても面白いので、また改めてブログで書きます」などと書いたことがありまして……

 (2023/7/31ブログ「再挑戦」参照)

 

 まあ、誰もそんなこと覚えている人はいないし、インテグラル理論なんて言われても、知らないし興味ないよ…… という人がほとんどだとは思うのですが、一応約束なので、今日からしばらくの間、ケン・ウィルバーのインテグラル理論について、僕なりにまとめて語ってみたいと思います。

  今回も、意味がわからない方向へ暴走します

 

 インテグラル理論というからには、何やら難しい理論のようですが、理論というよりは、物の見方に対するアプローチと言った方が近いと思います。

 もしかしたら「ティール組織」などという言葉を聞いたことがある人もいらっしゃるかも知れませんが、あれ、インテグラル理論の中の言葉です。

 

 インテグラル理論の「インテグラル」とは、日本語に訳すと「統合」という意味になります。人間の心や魂を始めとした、あらゆるものに関するものの見方のアプローチを、統合して一つにまとめようとする試みで、その中には「グローイング・アップ」「ウェイキング・アップ」「四象限」「発達ライン」「タイプ」の5つの考え方が包含されています。

 

 とはいえ、僕はこの中の「グローイング・アップ」をかじった程度で、他の4つはほとんど理解できていないので、このブログでは「グローイング・アップ」だけに絞って、書いてみようと思います。

 

 難しそうだし、何だか怪しいし、もうこのブログ読むのやめよう…… と思った方、ちょっとだけ待ってください(笑)

 

 真新しい言葉がいっぱい出てきて、洗脳してお金をぼったくる自己啓発の宣伝文句のような印象を与えてしまったかも知れませんが、このケン・ウィルバーという人に限って言えば、そういった心配は全くありません。

 

 ケン・ウィルバー自身が、そういう類いのものが大嫌いな性格だからです。

 

 ウィルバーは「もしある考えが、熱心に、絶対的に信奉されており、証拠があろうとなかろうと、絶対的な正しい真実だと思われているのなら、そこにはすでに原理主義というものが生じている」と言います。

 

 そして「インテグラル理論原理主義の信仰者には、ならないでほしい」というようなことを語る人です。

 

 どんなに素晴らしい理論やアプローチであっても、「それが絶対だ」と思い込んでしまったのなら、すでに間違いの元だということですね。

 

 インテグラル理論全体の中でも、特にグローイング・アップの考え方は、本当に面白いですし、人生の役に立つと思います。

 

 もちろん、僕自身は「インテグラル理論は、世界で唯一の真理だ」などと思っているような信奉者でもないので、中立の立場でご紹介できると思います。

 

 明日のブログから、なるべく面白くわかりやすく書いてみようと思うので、どうかおつき合いください。