今日の東京は、ずっと雨が降っています。

 朝起きてみたら、何だか少し寒く感じました。

 

 昨日は一日中、Online入門講座を申し込んでくれた方に発送する講座テキストの校正作業をやっていました。

 もうあと一週間もしたら、また毎週の講座の準備に、時間を追われるような日々がやってきます。

 

 今日は月曜日ですけど、世の中では「スポーツの日」という祝日なんですね。

 確か以前は「体育の日」という名前だったと思うのですが、今初めて、名前が変わっていることに気づきました(笑)

 

 今日のブログは、今から10年前に書いたパリブログの中の記事のリメイクです。

 

 身じたくをして、郵便局と役所に行こうと思ったのですが、窓の外ではずっと雨が降り続いています。

 こういう雨の日に外出するのは億劫ですけど、それでも傘さえあれば、外に出掛けて用事が済ませられます。

 

 少し雨足が弱まったので、外に出掛けてみました。

 

 今日は月曜日……

 

 最近では「ハッピーマンデー制度」によって、月曜日が祝日になっていることが多いのですが、昔、土日が休みのアルバイトをやっていた頃は、いつも月曜日が来ると、とても憂鬱な気分になっていました(笑)

 

 自営業者になると、仕事をする日も好きなように決められますし、今では仕事そのものが楽しいので、もう、そういうのはなくなりましたが。

 

 雨が降ったおかげで、少し外も涼しくなりました。

 今では、雨の日も月曜日も、ちょっぴり幸せな時間に感じます。

 

 ちなみに、僕の携帯の着メロはカーペンターズの「雨の日と月曜日」です。

 

 独り言を言ってみて年を取ったなって感じる

 (Talkin' to myself and feelin' old.)

 

 時々もういやになる なにもしっくりこなくて……

 (Sometimes I'd like to quit. Nothing ever seems to fit.)

 

 たたずんで 不機嫌な顔をするだけ

 (Hangin' around. Nothing to do but frown.)

 

 雨の日と月曜日はいつも気分がふさぐ……

 (Rainy Days and Mondays always get me down.)

 

 何ともけだるげなこの曲のメロディーが好きで、ずっと着メロにしていたのですが、歌詞を訳してみたら、あまりにアンニュイな歌詞で驚きました。

 

 パリに行った時、せっかくだから着メロもフランスのシャンソンにでも変えようと思ったのですが、いざパリに着いてみると、僕の携帯はフランス国内では使えず、パリにいる間ずっと、スカイプ電話で日本と連絡を取っていました。

 

 でも逆に、掛かってくる電話にわずらわされることもなく、パリの街を楽しめました。

 

 そんな訳で、ずっと着メロは今も「雨の日と月曜日」のままです。

 

 雨降りの日とか、仕事始めの月曜日というのは、普通はやっぱり憂鬱なものだと思います。

 

 それでも、その役割というのはあるんですよね。

 

 雨が降らなくて日照りが続いたら、水不足になりますし、畑は日照りになって作物は育たなくなりますし、もしも毎日が日曜日だったら、郵便局も銀行も役所も開かなくて生活が不便ですし……

 

 そう考えると、雨の日も月曜日もいとおしくなったりします。

 

 地球に雨粒が降り注がなかったら、生命は宿らなかったわけで、我々はこの世界に生まれて来られなかった訳ですし……

 

 カーペンターズのけだるげなメロディーを聞きながら、月曜日に降る雨のしずくを見ていたら、何だか満たされた気分になりました。

 

 (2012/8/26パリブログ「雨の日と月曜日は」をリメイク)