お墓参りに行った後、少しだけ、自分が生まれ育った岐阜の町をあちこち散策してみました。

 

 僕が東京に上京したのは18歳ですから、故郷の岐阜で過ごしたのは、もう30年以上も前のことになります。

 町の景色は、かなり変わってしまいましたが、所々、昔の面影が残っていたりします。

 

 市営墓地から岐阜駅までの道を歩きながら、懐かしい思い出が詰まっている、たくさんの場所に立ち寄りました。

 

 高所恐怖症でいつも上るのが怖かった、間隔の広い縦格子の歩道橋とか、夏休みにラジオ体操をやっていた公園とか、学校の通学路だった歓楽街の路地裏とか……

 

 その場所に行くと、一瞬だけ、心が過去の思い出にタイプトリップしますね。
 歩道橋を渡りたくなくて、ぐるっと遠回りして学校に行っていた時のこととか、毎朝ラジオ体操のスタンプを押してもらった後、家に帰ってまた寝ていた、のんびりと幸せだった小学生の頃の夏休みのこととか…… とめどなく次から次へと記憶があふれ出てきます。

 

 あの頃は、大人になってから、こんな波乱万丈で楽しい人生を歩むなんて、夢にも思っていませんでした(笑)

 

 小学生の頃も中学生の頃も、将来の自分に思いをはせると、いつも不安だらけになっていましたね。

 あの頃は、大人になっている自分のイメージが、まるで、わいてこなかったんです。

 

 だから子供の頃から、占いに興味を持っていたのかも知れません。
 小学生の頃は血液型にトランプ占い、中学生の頃には四柱推命にタロット占い…… 本当に変わった子供でした。

 

 故郷の街をゆったりと散策したら、元気がわいてきました。

 

 もうあと一日だけ実家でゆっくりしたら、東京に戻ります(^^)