暑い毎日が続きますね。

 

 今、僕は練馬区にいるのですが、ここの所、いつもお昼ごろになると「練馬区の熱中症警戒アラート発令」の放送がかかります。
 実は、練馬区ってめちゃくちゃ暑い場所なんですよ。

 

 日本で暑い場所と言えば、埼玉の熊谷や、岐阜の多治見市なんかが有名なんですけど、練馬区も2018年7月23日には最高気温39.8℃を記録したそうです。

 

 なんで今、練馬にいるかと言うと、中野坂上のサロン ド シルフィーユが閉店してしまった時、それまで使っていた店舗什器の置き場がなかったからです。

 

 店舗什器を廃棄すると言っても、ものすごくお金がかかるし、やはり思い出のある品ばかりだから、捨てるに捨てられませんでした。

 まあ、もしあの時に廃棄してしまっていたら、今回また新たに購入するしかありませんでしたから、予算不足で再開不可能でした。

 

 とはいえ、会社騒ぎで家賃を払うお金もなくなり、中野坂上のマンションはもう出ていかなければならないですから、必死に格安物件を探しました。

 

 そしたら、奇跡的に見つかったんですよ!!

 

 絶対にありえないような、超格安の家賃の練馬の物件が……

 

 最初、どうしてこんなに安いのかいぶかしく思ったのですが、その理由というのは、2023年3月31日までの「期間限定賃貸物件」だからなんです。

 その後には建物を壊してしまうんですね。つまり、今年の3月31日までには、絶対に出ていかなければいけない物件ということです。

 

 でも、当時は本当にお金がなかったから、先のことなど考える余裕もなく、とりあえず契約することにしました。

 

 その時は、ただかすかに感じる自分の直感を信じてました。

 詳しく方位を調べている余裕などありませんでしたが、簡単な九星気学でみれば、偶然に年盤・月盤とも大吉方位でしたし……

 

 それで、新しい住まいの大家さんにあいさつに行くと、なんと大家さんが「8月末までどうしても出ていけない借主さんがいるから、それまでなら住んでいてもいいですよ」と言ってくれたのです。
 そんな理由で、ずっとこの練馬にサロン ド シルフィーユで使っていた店舗什器が置いてありました。

 

 そして今回このタイミングで、曙橋のニシーネスペースでオフィスが再開できることになったのです。

 

 12年前にパリに行った日もそうですけど、僕は本当に、いつもギリギリのところで助けられます。

(2013/2/26パリブログ 「あの日起こった奇跡」 参照)

 

 本当に、ただ感謝しかないですね。