一昨日の日曜日、中野にあるウナ・カメラ・リーベラというカフェに行ってきました。
お昼の12時から「ニシーネさんを偲ぶ会」がこの場所で開かれることになっていて、ここでTさんと待ち合わせて、今度の新しいオフィスのマンションの部屋の鍵を受け取ることになっていたからです。
ニシーネさんというのは、僕の親戚筋に当たる人で、これまでの部屋の持ち主です。
ウナ・カメラ・リーベラには、ニシーネさんに生前お世話になった人や、ニシーネさんのファンの人が大勢集って、宴たけなわでした。
みんな優しくて気さくな人ばかりで、中には、社会的に大きな成功をされている有名な方もいらっしゃいました。
ニシーネさんは、こんなにもたくさんの人に愛されていたんだなと、改めて思いました。
もちろん、本人にそれだけの人徳があったからですけど……
今度から僕が使わせていただくことになった愛住ハイツ305は、かつてのニシーネさんの住まいでもあり、このたくさんの人達がニシーネさんを慕って集まる「憩いの場所」でもあったんです。
本当に偶然に偶然が重なって、たまたま今回、僕が使わせていただくことになったに過ぎません。
鍵を受け取るためにこの場所に来たはずが、あまりに居心地が良くて、そこにいらっしゃった皆さんと食事をしたりお酒を飲んだりしているうちに、気がついたら5時間ぐらいが過ぎていました。
まるで、光の中に包まれているような感覚でした。
中野からの帰り道、電車の中でふと思いつきました。
「そうだ。今度のオフィスの場所の名前を『ニシーネ スペース』にしよう」
ニシーネさんの幸せな気がたちこめているオフィスだから、発展していくことは間違いない……
僕はそんな風に確信しました。