息子は不登校になってから「お家でなら頑張って勉強する。」と言い、何とか母が付きっ切りで学齢ギリギリの学力は付けられています。(まだ小2だったからできた感じかな。)
 
でも、不登校になって最初は勉強にものすごく嫌悪感を持っていて、「勉強させるならこの首を切るぞ!」と妹が大事にしていたクマさんのぬいぐるみの首にハサミを突きつけたこともありました。
その時、母はすごく悲しく動揺しながらも脅しには屈してはいけないと、
「それでママはわかりましたと引くと思ってんの?!そんな脅ししたってママは何も変わらないよ!ママはあなたのことを諦めないからー!諦めたくないからー!!」
とハッキリと伝え、それから少しずつ息子に合いそうな無料学習サイトなどで探したプリントを印刷したり、ゲームっぽく学べる方法はないかなど色々考えて悪戦苦闘しながら、やっと8,9カ月後からは素直に勉強をしてくれるようになりました。
でも、まだまだ勉強量は少なく、小3を乗り切れるか不安です。。。
どうせ小学校にはほとんど行かないので、休校が終わり学校生活が再開しても状況は同じです。
むしろ、休校に入り息子は「やったー!」と言って笑顔がさらに増え、家庭学習にさく時間が取りやすくなりました。
 
 
しかし、GWに入り、パパも休みで家にいると嬉しいしなかなか勉強モードになりません。
先ほども漢字をやりたくて、新漢字が多い教科書の単元を軽く音読してもらおうとしたけど、読み始めるまでに30分。
やっと読み始めたと思うと自分の眼鏡を教科書に近づけたり離したりして「ママからは文字大きく見える?」などと集中できず。
もう少しで読み終わるところで突然、かいけつゾロリの絵を教科書に書く。
やっと読み終わり、出てきた新漢字を一緒にピックアップして印象に残りやすく覚えようと思ったら、
自ら下の写真の問題2の「4つの漢字のそれぞれ音と訓の読み方をどちらも使って文を作りましょう」という問題を、文づくりは息子には疲れる作業なのにやると本人が言い出した。
 
←「楽しくて楽なせいかつをする。」ってすごい文章。。。((+_+))
 
母は本人自ら偉いぞと思い、やろう!と盛り上がったけど、ここから作り終わるまで40分かかりました。。。
作った文を教科書に書き込むもんだからスペースが足りないという息子に私が付箋使ったら?とアドバイスしたことで、息子がこだわりの工夫を思いつき、付箋を切り貼りして余計に時間をかけました。。。ノートに書かせようとすると嫌がります。
これだけの時間(1時間10分程)があったら一般的なお子さんはドリル4ページくらい終わってる?!
いや、そんなよそ様の子と比べちゃいけない!と頭を振り、息子のペースでいいんだ!と自ら切り替えます。
なかなか細々としか家庭学習は進みませんが、毎日(土日祝返上で)こつこつ続ければ息子なりのステップアップができるでしょう。
毎日、チャレンジパット、国語、音読、算数を息子の様子に合わせて量を調節してとにかく続けよう。