2024年度宮崎ボデイビル選手権取材に行ってきました。
あの微生物の感染拡大で、職場や関連施設は、スタッフ、以前のような防護服に身を包んで大変な努力をしてくれている中、趣味の世界に出かけるのは、ものすごく申し訳なく思いましたが、悩みに悩んだ末出かけました。
会場に入ると物凄い数の選手たちと観客。
職場との”乖離”に戸惑います、、、。
選手控え室に行くことは遠慮して、取材席へ。
マスクをどうしようかと思いましたが、大声で話すことは避けつつ、選手登場を待ちました。
今年の、”目玉”は誰かな?
一昨年のあのモンスター榎田くんの登場で、昔からコツコツと出続けている選手たち、粉砕されたショックはまだ続いています。
何せ、何年も、10年以上かけても、やっとこさ、の選手たちが、パッと出てきた”少年”に栄光を攫われるのです。
これが蓋を開けてみないとわからないコンテストの怖さと面白さ。
さて、ラインナップが始まりました。
今年も一人、抜きん出た選手が目に留まりました。
広い肩幅、厚い胸、細いウエスト、完璧な上半身は、ビルダーの手本です。
都城の柿田くんです。
一昨年、榎田大人くんの優勝時、”壁紙”に終わった選手です。
元々、フィジカーで活躍していましたが、数年前からボデイビルに。
ポージングセンスは、フィジカーの時から魅力満載。
視線、動線、立ち位置、嫌味のない振る舞い、その時から上半身、ほぼ完璧、でも脚がね、と言う印象でした。
2年ぶりに見たその脚、筋肉で曲線を描いています。
臀部には筋繊維、浮き出ています。
自信に溢れているのでしょう、脚からポーズを決めてきます。
フリーポーズも動きが早いのですが、一個一個決めています。
この写真、もう宮崎レベルを超えて全国レベルの筋量を身につけた柿田くんです、二位の阪元くんも凄いのですが、これだけの差があります。
しかし、仕上がっている臀部と脚ですが、ハムの曲線が見せられない、隣の阪元くんはできています。
あと、このサイドチェストでかがみすぎ、もう少し胸を張ることも大切です。
しかし、
完勝でした。
ダントツでした。
所属ジムの立喰会長曰く、”いつも脚やってましたよ”。
これまた完璧に仕上げてきた過去最高の質感の高さを持って臨んだ阪元くんも、全く歯が立ちませんでした。
それくらい筋肉量も、質感もそれを上回っていたのです。
僕は感動してしまい、感染防御の重要性をわかっていながら、彼を探しまくり、ツーショット撮らしてもらいました。
努力は裏切らない、おめでとう。
また、どこかの医療施設で、救急隊服に身を包んだ彼と仕事したいものです。