もう新しいリアスタ通信が発刊されました。

更新が早くなっています、ライターとしても必死です(苦笑)。

今回は、コンテストに出場する選手にご飯の合間にでも読んでもらいたいと思い書きました。

題名は皮膚と筋肉。

そう、僕たちの身体を覆ってくれる皮膚。

お父さんの分身がお母さんの卵に”入り込んだ”あと、たくさんの細胞になっていく過程で、まず、腸が出きます。

次に腸の周りにいくつかの細胞集団ができてきます。

あるものは、体の芯に。

あるものは身体を覆うものに。

この身体を覆う細胞集団が皮膚。

身体のリーダーとなる神経と共に成長していきます(外胚葉)。

筋肉を鍛えるとき、筋肉の動きを感じて、関節や靭帯の声を聴いて、と言いますが、心地よさを感じる、不愉快さを、痛みを感じる、それは神経活動です。

下界との最前線に居る皮膚にもたくさんの神経が分布しています。

この皮膚を労わるとはどんなことなのか?

触ることでトレーニングやポージングの質が変わる理由は?

筋トレの見地から書いてみました。

高齢者になってしまった僕の皮膚は、明らかに張りがありません。

シミ、そばかすも、凄い。

それは?

読んでみてください。

先日、長く会っていない娘から連絡がありました。

ビーレジェンドのプロテイン買ったら、お父さんが”付いて”きた(爆笑)。

新しい記事楽しみに待ってるよ!

嬉しい便りでした。

 

腕を太く美しく”見せたい”時、高重量トレーニングは大切だが、表と裏がある。

腕の後にある三頭筋は、二頭と同様、三つの筋肉のうち二つが肩甲骨に着いている。

この肩甲骨が、”揺れ動く”、不安定だと、肘関節が主役にウエイトを受けてしまう。

元々、地面に這っていた祖先は、腕を使ってヨイショと胴体を地面から”浮かす”ためにこの筋肉を”付けた”。

すなわち、押す、それだけ。

いろんなパターンで押す。

腕が体幹から離れている時、大胸筋が助けてくれる。

”大きなものに巻かれる”、ので腕を胸郭から離せば大胸筋のトレーニングとなる。

大胸筋の参加を少なくするなら、なるべく離さない、となる。

先ほども述べたが、そうすると肩を窄める、肩甲骨が寄っちゃう、ことも起きる。

そう上背部が参加してしまう。

だから、広い背もたれのあるベンチを利用すると肩甲骨がベンチに押さえつけられ制御され、三頭が主役になる。

寝てするプレスダウンも効果的なのはそのためだが、ここでIcarianは面白い工夫をした。

プレスダウンマシンにもたれ掛かれる背もたれを付けたのである。

もたれかかったり、離れたり、微妙に位置を変えて肩甲骨の参加を調整できる。

僕はこのマシンに出会った時、感動してしばらくノートにいろんなことを書きまくった記憶がある。

もう一つ、プレス動作ではどうしても肘が開いてしまう。

このフレックスマシンは、優しく、ここまでだよ、と開かないパッドが左右から添えられる。

そして体が浮いちゃう、ならば背もたれ、というのが普通の発想だが、高重量だとそれでも浮き上がる。

そこで、”エアロフォーム”にして、少し下に向かってプレスさせ、少し上から背パッドを添えれば良いというデザインを取り入れた。

これも感動モノ。

リーヘイニーは腕が弱点だった。その彼が30年以上前、ビデオで言っていた。

オーバーヘッドワンハンドトライセップスこそ、一番効果的と。

このダンベルでのイクステンション、なかなか難しい。

やはり肩甲骨をうまく制御できない。

ノーチラスの進化型のこのマシン、僕は”万歳”イクステンションと呼んでいるが、それを学ばせてくれる、そしてダンベルに”行かせて”くれるマシンである。

肘を曲げる。

”力こぶ”のトレーニングはそれが主役。

でも、ちょっと待った。

二頭筋、起始部は二つのヘッドとも肩甲骨です。

肩甲骨は、胸郭に”浮いて”います。

だから、肩甲骨の傾き、動きで、上腕の筋群の刺激は大きく変わってくるのです。

スタンダードなカール。

カール動作というのは、手で握ったものを、あるいは指先に付いたものを、手のひらを丸めなら柄、手首そして肘を使って、大きなレバーアームのように顔に近づく、それが基本です。

たくさんの関節が一斉にカール動作に参加する。

その人にとって重すぎる場合、腕は体幹から離れないし、顔にも近づけない、だから重い重量は、体幹に付けたまま。

ここで変に、ウエイトを上げて、見栄張って、上腕を胸郭の前に出す、もっと出す、上体を反らして、、、顔に、もっともっと。

巻き上げられません、というか危険。

そんな動作を”したい”とき、助けてくれるのが、マシン。

このクラシックな、ノーチラスバイセップス。

チェーン、素敵でしょ。

胸郭から90度以上、離れて巻き上げる、両手で、あるいは片手で。

立ってするのもよし、座って、もっと低く座って”空から”巻き上げる感じもよし。

いずれも肩甲骨の傾き、左右の開きが変化して二頭に違った刺激を得ることができます。

なかなか気づかれませんが、肘と上腕を置くパッドは肘のほうが上になっています。

これ、力瘤を見せる時、肘が肩より上がるでしょう?

そしてその方が意識しやすいでしょう。

創作者のアーサージョーンズ、すごいです。50年以上も前に。

このマシン、その後、ボデイビルのダブルバイ、をするように進化していきます。

この進化もすごい。

そして、ハンドルの自由度が嬉しい、レバレッジのタフスタッフカール。

デザイン的には、角材と丸材を混ぜているので??ですが、安定感は抜群、というか100キロを超えるトレーニーが、片方50キロ付けて反動つけてカールしてもびくともしません、これもスゴイ。

このマシンも両手と片手では、肩甲骨の傾き、動きを変えられます。

いずれも、決してネガティブ動作に拘らないこと、ネガティブは、まさに細い二等筋群にとってネガティブな意味しかありません。

二頭こそ、ポジティブを主役にすべきです。

たかが腕、されど腕、しっかり握って、集中して、巻き上げてくる、”ポジティブに”。

 

スペースが狭かった時、残念だったのが肩トレーニングの動線確保でした。

マシンジャングルの間にこそっとマシンを配置していました。

”自由な”使い方ができませんでした。

三角筋は胸郭から”生える”腕の”蓋”です。

腕と胸郭を繋ぐ、正確には上腕骨と肩甲骨を繋ぐ関節を肩関節と言いますが、その関節は、股関節と全く違っています。

自由のために強度を捨てました。

だから関節は浅い、その代わりにたくさんの筋肉、それも腱を主役にして繋ぎました。

腱は密度の高い結合組織です。潤滑油(滑液)のおかげで骨の間を滑ります。

本来の、腕の重さなら、360に近い稼働範囲。

それでも、突発的に、引っ張り、ねじれ、そして加齢が加わると破綻します。

その物理的な保護をするのが三角筋。

そこに負荷を、限りなく重い負荷をかけて形まで変えちゃいたいのが筋トレ愛好者。

振り回すようにサイドレイズ、腕を下方向に外しちゃうような、ショルダープレス。

フリーウエイトは大切だぞ、なんて誰かから言われたので、反動使ってガンガン。

三角筋ではなく、僧帽筋で、上腕で”受けちゃう”、大胸筋でも。

三角筋は小さいので、隣の大きな筋肉くんが助けてくれちゃうのです。

負荷が足らないならもっと。

気がついたら、三角筋ではなく、その裏のその奥の大切な日常生活動作に必要な筋肉、腱、そして滑液包を痛めてしまいます。

そうならないように、ケーブルで持続的負荷を、しかも、握る握らないのバリエーション、上体を傾ける傾けない、座る立つ、片方ずつ、両方で、無限大のバリエーションで攻められる名器TECAを中心に置きました。

以前も書きましたが、オリジナルの名器というものは、きちんとマニュアル通りに”座る”必要もないのです。

”外して”振り上げても良し。

”もっと外して”横に座ってフロントレイズも良し。

持ち上げない限り、優れたマシンは、”応えて”くれるのです。

その横に、今度は、ケーブルで感じる摩擦ゼロ、背もたれを背にしても逆にしても収縮位置でゴンっと三角筋のみを攻められるハンマーを。

そして仕上げにピポッドハンドルが嬉しいMTSハンマーでショルダープレスで伸展から収縮まで。

これも、きちんと座っても座らなくても、応えてくれます。

フリーウエイトも大切ですが、楽しくシルエットの要をしっかり鍛えてもらうように”ゆったりと”配置してあります。

おいでおいでとマシンの声が聞こえますよ、ふらふらと寄って行ってくださいませ。

 

リニューアルしたばかりのコンディショニングジムTRY。

受付正面に、Icarianのステーションマシンを設置してあります。

なんでもできるステーションではなく、背中が主役のマシン。

8名も!一度にトレーニング可能。

シンプルな懸垂(チニング)、パラレルグリップチニング。

欧米人向け設計なので、僕は飛び上がるか踏み台が必要、だからフルレンジ可能。

ラットプルも2箇所あるので、いろんなグリップバーをぶら下げられます。

反対側ではシンプルなローイングとプルオーバー。

全部同時に使用しても、1箇所でガンガン攻めても、グラつき無し。

懸垂ができない時、ラットプルではなく、違った刺激が欲しいとき、窓側には、アシストチニングマシンも置いてあります。

そこで終えても良し、このステーションで”ウォーミングアップ”して、その横に置いてあるハンマーストレングスで、思いきり反動使って収縮、スクイーズを筋肉に。

そう、筋肉は収縮するためにあります。

ストレッチは、筋肉が引っ張られる感覚を得やすいのですが、あくまで筋肉のお仕事は収縮。

でも、身体は、収縮し過ぎをブレーキかけちゃうシステムを持っています。

ハンマーストレングスで、グイッゴンっと想定外の収縮を与えることができます。

ステーションではケーブルと滑車でウエイトを筋肉に伝える。

ハンマーでは、その抵抗、摩擦はなし。

違った形の刺激を。

それでも、もの足らないなら、そのまま奥に歩いて、ダンベルで、バーベルでローイング。

フリーウエイトではバランスを取らないと危険です。

でもこの危険ゆえに神経系は緊張し、しっかり筋肉に信号を送る、すなわち強度の高いワークアウトも可能になります。

そんな動線を作ってあります。

動線の妙。

お試しください。