仕事が立て込んでいて、かつ腰痛再発が不安だったので悩みに悩んでいましたが、車で熊本まで出かけました。
何せ、武道くんが主催です。
僕が、選手時代、熊本ではボデイビル大会が定期的には開催されていませんでした。
あれだけ人口が多いのに、なぜでしょう?
ジムも大変少なかったのです。
多分、リーダーが出てこなかった。
リーダーって大切で、選手としての成績だけではいけない。
かといって素人でもいけない。
選手として、”いっとき”人生を賭けた時期がないと、人は付いてきません。
昨年から、理事長に就任した武道くんは、”うってつけ”。
彼の”振る舞い”も見たかったので、駆けつけました。
さて、熊本での大会が歴史的に少ない、と言いましたが、この大会”も”言い方は失礼ですが、マッスルゲートの前座として開催。
当然、出場人数もマッスルゲートに比べて少ない。
あんまり期待していませんでした、実は。
大会は、蓋を開けてみて初めてわかる、その面白さが。
今回、僕が”気に入って”かつ将来性抜群だなと勝手に思ったのが、68番朝倉選手。
舞台に出てくる姿、細いし、頼りないし、、、、(^^;)。
でも、ラインナップして、バキュームから始まるクラシックカテゴリー。
僕は、一瞬にしてこの選手に惹きつけられました。
バキュームはまっすぐ立って見せますが、
立ち位置、軸足、流す足、肘から手首の角度、視線、どう魅せたらいいのか、よくわかっています。
ふと力を抜くと、一瞬に細めの青年に戻っちゃいますが、足を決めてほぼ同時に上半身を広げると、もう、うわーっとなります。
今回、パンフレットもなく、名前は、ネットで必死で探し、彼にインタビューしようと舞台裏に行ったのですが、帰ってしまったあとでした、残念。
年齢も出身も不明のまま、、、。
とにかく、間違いなく、本日”全てのカテゴリー”の中での、輝くスター、主役が彼でした。
華がある!
しかも、伸び代、たっぷり。
行ってよかった。
もこもこではなく、美しく育ってほしいですね。
バルクも大切、筋肉を競うのです。
でもバルクだけではない、どう魅せるか。
これもボデイビルの醍醐味だと思います。
次のブログでは、刺されるかもしれない”けど”今回の大会の辛口批評を書きます。