僕は18歳の時、宮崎にきました。

飛行機に乗る時、雪が降っていた故郷ですが、空港に降り立った時のあの照り付けるような太陽の光と暑さ、忘れません。

偶然乗ったタクシーの運ちゃんの真っ黒な顔、何喋ってるか全くわからなかったけど、誠実そうな対応。

そのまま運よく大学に合格して、もう49年!半世紀です。

下宿を探している時も、家具や電化製品を選ぶとき、何度も何度も引っ越す時も、地元の人にお世話になりました。

その触れ合いの中で、素朴な誠実さ、これをいつも感じてとても安心できました。

筋トレに出会った時もそう。

会う人、みなさん、いかつい、けど、同じ、素朴な誠実さ。

だから、半世紀、この県で働いてきた、とも言えます。

それが、ふるさと納税、とかで、業者が、昨年、そして今年も、”うそ、ごまかし”の報道がありました。

どこでもしている、多くの識者は言うかもしれません。

他の県でも。

そうかもしれません、でも僕はこの宮崎で続いたことが信じられないのです。

日本全国、旅してきて、仕事してきて、ここだけは、と、信じてきました。

嘘は一度だけつく、誤魔化しは今回だけ、ってのは”真っ赤なウソ”。

バレたのが一度、または今回で、ずっと”してきた”ゴマカシとウソを。

あの液体接種、強制が始まった時、僕は、今回は正直言って”お上”を信じようと思いました。

誠実そうな学者、僕の大学のあの真面目な後輩まで出てきて、必死で説いた、接種です。

それほど、切羽詰まった危機があったと思います。

でも、途中から、ボロが出た。

ネットの時代でなければ、ボロはあんなに早く出なかったでしょう。

大新聞の嘘は昔からわかっていたけど、動画で必死で、ライブで、熱く説く専門家に嘘はない、と信じました。

いや、嘘ではないのかもしれない、わかっていなかったのかもしれない。

なぜなら、いまだに、生物の分子構造は分かっているけど、逆に分かっている分子から生きている細胞一個”組み立て”られない。

そのブラックボックスが多すぎるのが、生き物の魅力です。

今回は、誠実な学者と無知な政治家を隠れ蓑にして、役人が、大きなごまかし、と、ウソをついてしまった、、、。

わからない、こと、多い、けど、不安だけど、責任持つ、打ってみてください、と正直に言って欲しかった。

嘘にレベルの差、はないと思います。

産地偽装も、液体問題も、わかんない、できない、なら、正直に、語るべきだった。

完璧なものなどないのだから。

産地偽装の会社がある地域、口蹄疫で悲惨な被害を受けて、僕は心を痛めていました、頑張ってきたんでしょう。

これはやってほしくなかった、、嘘とごまかしだけは、、、。

信用はもう取り戻せないと思います。

僕も、嘘をついてしまい、傷つけた人たちにどれだけ謝っても赦しは無駄、死ぬまで許してくれないことをお墓まで悔いていきます。