二週続けて空手リングドクターのお仕事でした。
土砂降りの天気の中、試合開始ギリギリに着いていきなり4面同時に組み手試合が始まったので、最初アタフタバタバタでした。
男性陣は、”特記すべき”ことはありませんでした、はっきり言って。
もっと厳しく言えば、ばたついている試合が多かった印象です、強さはあるけど美しさがない。
一方で、驚いたのは、女の子、女性ではなく女の子のカテゴリー。
小学生ですが、ジャブのように蹴りを出し続け、安定した美しいキックやパンチを当てる、かわす。
顎にパンチが当たって泣きそうになったりしても、鼻血が大量に出てボロボロに涙しても、少し休憩して再開すると、キリッと前を向いて大きな相手に向かっていく”逞しさ”、ヒゲ爺惚れ惚れして見ていました。
ドクターストップかけようかなと思っても、その凛とした美しい技に見惚れて、”もう少し見たい”なんて思っちゃうのです。
日本女性の将来は明るいなあ!
ものすごい体格差があって、向こうからとんでもないスピードで蹴りやパンチが飛んでくるのをかわすだけでなく受ける我慢強さ。
肋骨に拳の当たる音が聞こえるのに、泣かない、、(当たり前か、、、)。
制限時間動きまくります、蹴りまくり、パンチ出しまくり、全部身体全体で渾身の繰り出し、そして判定をキリッとして待つ姿勢に”👍”。
いろんなタイプの相手と組み手を毎日しっかりこなしているんだな、とまた、うっとりして見ていました。
不用意に頭なぜなぜなんかしようものなら、後ろ回し上段蹴り喰らいそうです。