脳震盪事件から三週間が経過しました。

まだ後ろなどを振り向くと首が”引っかかる”のと、鼻を触ると激痛がして鼻血が出てくること以外、仕事はもちろんトレーニングも可能なのですが、外食は控えております。

先日の夜、雨の中ずぶ濡れになって見つかった現場を歩いてみました。

 

 

動画をご覧になるとわかりますが、小さな田舎町の主要道路、近くに役場や病院があり通勤時間には渋滞がおきますが、暗くなると閑散としています。

深夜など週末でもほとんど人が通りません。

交通事故なのか、傷害事件なのか、はたまた”勝手に”こけただけなのか?

通報後、いろんな種類の警察の車がたくさん集まっていたそうで、後から聞くと恥ずかしいくらいです。

とにかく何度聞かれても何も覚えていないので、答えようがない。

警察の方に、僕を発見して通報してくれた人の名前をとお聞きしたのですが、規則上できないとのこと。

治療が上手くいかなくて、襲われそうになったことや、医療裁判も経験しているのと、超クリーンな私生活を送ってきたわけでは無いので、怨恨の事件は皆無かと聞かれても、、、返事がしようがない、、、。

ま、雨の中、美味しい食事とお酒を食べて帰る途中滑って転んだ、という調書(筋書)が一番だと思います。

さて、外来に復帰してから、滑って転んで救急車で運ばれてきた人を10名ほど診察しました(^^;)。

一人を除いてみなさん、、、創部の変形や手足の麻痺がひどい、、。

来週再来週と続けてそんな人たちの手術もします、、。

僕は超ラッキーだったのでしょう。

顔の変形もなく、手足も普通に動く。

二本足で、スムーズに動くということが、いかに進化や発達の中で大変なことで、何かの拍子に崩れると脆いことか。

これはいろんな連載記事に活かせるな、などと文献を調べております。

しかし、あの時の記憶、結構長く欠落しているのが残念。

事故の前だけでなく、その後半日近くが消えているのが怖い。

片付けないといけないことが多いんだがなと、今日もまた現場周辺を彷徨いてしまう僕なのでした。