昨夜は一睡もできず、早朝急患問い合わせで朝外来が始まりました。
昼休み、ご飯も食べず仮眠、復活しました。
まだまだ頑張れます。
さて、学会活動を引退してからも、いろんな医学論文を”読むだけ”ROMは好きです。
たまに、これコピペか、とも思える文章がありますが、筆者の個性が垣間見える。
個性過ぎると大体訂正されて平坦化されていくのですが、よくこれでアクセプトされたな、と思うことがあり、編集者やレフェリーのおおらかさに笑みが溢れます。
さて、今回の液体騒動。
僕のスタンス、立ち位置は、こうです。
来た人には、必ず打つ。
拒まない。
淡々と。
迷わせない。
だって、医者の間でも、いろんな意見がある。
今、確実な、絶対な、データはない。
疑問を投げかけてきたり、相談をしてきたりしたら、僕が収集した範囲の意見は説明する。
打つ、打たない、はそれから決めて”貰う”、その人に。
もちろん誰しも、科学的論文(と言われている)ものに目を通しているわけではないし、理解できない。
お上から流れてくるパンフを読んでいるだけ(と思う)。
誰しも、そうでしょう。
信じる、しかないのです。
でも、大切なのは、変だな、怖いな、と思ったら、入れなきゃいい。
僕は、それが今のお上のパンフに書いてあるメッセージと思い、大きな声で言えないけど、迷った人にはそう話しています。
”強制じゃないんです、怖いな、と思ったら、打たないで”
大声で戦うのも、その人の道でしょう。
僕は、二重スタンダードで生きてきたので、そのスタンスで悪魔の手先とも言われても、二重を貫くのです。
ふう。
ちなみに僕は医療現場の前線に居るのに、生への執着心はあまりない、のです。
もし、襲われても、多分、逃げないでしょう、向かっていきます、殺されに。
一気に逝かせてほしい。
病になって戦っている人たちはすごい、尊敬します。
僕はそれを助けます。
でも、僕自身は戦わない、多分。
これも二重基準。
弱いな。
少し疲れました。