”妊婦さんにワクチン接種は安全””小児にも推奨”と学会までもが”アジテーション”。

ワクチンで不妊はデマ、と某大臣(個人的には尊敬していますが)。

すごい自信。

僕は臆病です。

MRI(核磁気共鳴画像法)ですら、オーダーするとき、どれだけ気を使うことか。

安全と書いてあっても怖い、から。

あの強い磁場に未熟な赤ちゃんがたとえお母さんのお腹に入っていても。

分子どころか、原子レベルで、生体構造が無理矢理方向を変えさせられ”揺れる”。

僕のこの”螺旋”を意識したトライセップスポーズも、何気なくやっているようでも、軸足から頭部まで、どういう位置関係にあるか、練習を繰り返してやっと身につくもの。

神経の連絡がどこかで途絶えれば形が一瞬で崩れます。

細胞の中、そしてその核の中で、螺旋状に遺伝情報を管理しているDNAも、核膜で守られているとはいえ、穴があります。

もちろんRNAよりは安定していて、自らの傷を直すこともできます。

たくさんのタンパク質が接触し振動し、押したり引いたり、揺れながら物質を運んでいく細胞の中の景色は壮大な小宇宙。

でも、もし、外から遺伝情報がRNAとして入ってきた時、どうなるか?

絶対に、穴を通さないか?

身体のパーツをゆっくり作り上げていく胎児期に、その穴はどうなっているのか?

僕たちは自分の身体を原子レベルにまでバラバラにはできます。

そのバラバラにしたパーツの名前も言えます。

でも、そのパーツから一個の細胞”すら”作り直せないのです。

一個の細胞を増やすことはできる。

そして、一個の細胞に、ウイルスを感染させると、”若返らせる”ことも解っています。

解ったことも多いけど、ワクワクするけど、解らないことは山ほどある。

僕は、ワクチン反対派ではありません。

だって、自分がもう納得して接種受けています(もう嫌だけど)。

そして、多くの老人たちに、毎日毎日接種しています(不安でしょうがないけど)。

高齢者はともかく、年齢に結構バラツキのある、観察対象としてはバッチリの、医療関係者のワクチン接種データが揃いつつあります。

白人とどう違うのか、基礎疾患の有無でどんな反応があるのか。

ウイルス陽性者が格段に少ない環境の中で、”本当に”感染を予防できるのか、重症化が防げているのはワクチンのおかげなのか、そうでないのか。

この評価にもう少し時間が必要です。

”今”、学生に集団接種させるなんて、、、、もってのほか。

もうすぐ、オリンピックが始まり、大量の外人が”何か”を持ってきます。

隔離という言葉を貴族たちは知らないのでしょう。

彼らの振る舞いを、距離を置いて観ませんか?

あ、近づきたい人は、それもサンプルになります。

治験を担当するある為政者?にとってはとても面白い”対象”でしょう。

怖がりの僕はもう少し距離を置いて観察します。