ドラマ「あなたの番です」の最終回を観て、呆然とした気持ちでブログを書いています。
最近は「しゅくだいカフェ」のことを考えている時間が多いので、どんな場面でも「しゅくだいカフェ」を重ねて考えてしまうんですよね。
※先日のチャリティー飲み会に来てくださった皆さまありがとうございました
「あなたの番です」は簡単に言うと「猟奇連続殺人モノ」ですが、あの犯人も最初からそういう特性を持っていたわけではないだろうから、
「幼少期に安心できる心の居場所があれば違っていたのかなぁ・・」とか、
「信頼できる大人と出会って、相談していたら変わっていたのかなぁ・・」
とか考えるわけです。
僕はこれから本格的に「子どもの居場所」が必要になってくると強く思っていて、
「いやいや、ほとんどの子どもには家庭や学校が居場所でしょ」
って言われることもあるのですが、「そうなっていない子ども」にはもちろん、
家庭や学校が十分居場所になっている大半の子どもたちにも「居場所が多いことが人生の豊かさ」であることを、幼少期に学んで欲しいなと思っています。
心の居場所が1つしかないと、人はその場所に固執します。
その場所の居心地の良さを維持するための努力をします。
時にはそれを邪魔する(と感じる)相手は敵とみなして攻撃してしまいます。
時としてそれが「成功者の原体験」として語られることもありますが、
本来は「居場所」とは「逃げ場所」でもあるので、多いに越したことありません。
「ここがダメでもここがあるからいっか」
と、逃げ込める場所が複数あることで前向きになれる、生きやすい自分を表現することができるから。
家庭や学校の大切さは言うに及ばずですが、いつの間にか子どもたちの放課後の過ごし方に「もう1つの居場所(サードプレイス)」があることが、当たり前な世の中になりますように。
「しゅくだいカフェ」はそんな子どものサードプレイスを地域密着企業が中心となって作っていく仕組みです。
興味がある方は全力でサポートするのでお問い合わせください。
さて、SNSではすでに拡散されているのですが、
そんな「しゅくだいカフェ」の2回目のクラウドファンディングが3日前から始まっています。
一晩で僕のリターンが売り切れるという緊急事態(追加申請しておりますのでちょっとお待ちください)に、
嬉しいながらも「本当に全部できるかな・・」という不安感で眠れない夜を過ごしていますが、まだ60%ぐらいなので「まだ内容を見ていない」という方はプロジェクト内容だけでもご覧ください!
「放課後をもっと豊かにする『コドモキッチン』をしゅくだいカフェに併設したい!」
「なぜコドモキッチンを作りたいのか」については動画でも詳しく語っているので観て欲しいのですが、
ちょっと(専門家でもないくせに)専門的な話をすると、
最近になって認知的スキルでも非認知スキルでもない、「実行機能」というスキルが注目を集めていて(非認知スキルの一つとされることもあったが、最近は独立したものとして扱われているらしい)、
簡単に言えば「目標に向かって自分をコントロールする力」のことを指し、例えばダイエットという目標のために食べたいものをがまんする力や(胸が痛い)、
「夕食を作る」という目標のためにある具材を切ったり別の具材を煮たりと、柔軟に頭を切り替える力であるらしい。
近年、子どもの実行機能が注目を集めているのは、子どものときの実行機能が後の学力や友人関係、問題行動、および大人になったときの収入、社会的地位、健康、犯罪歴などと関連するためだという。
※参考ページ https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66787?page=2
料理って、できるようになるとめちゃめちゃ達成感あるし人に喜んでもらえるし、自身の食も安定するし健康的だし、
その上この生きていくチカラそのものである「実行機能」が自然と鍛えられるんですよね。
動画の中でも少し触れてますが、今回コドモキッチンプロジェクトに辻調理専門学校の生徒さんたちに関わってもらってるのは、
正に「料理は楽しい!」というマインドと、この「実行機能」が備わってる(学校で学んでる)なぁ・・と、何度か話をさせてもらって感じたからです。
※今日も日曜日にも関わらず4時間ミーティングしてました
ぜひこの
「コドモキッチン」から始まる「じぶんメシ・クエスト(詳しくはプロジェクト見てね)」
という文化を、東淀川発で全国に広げていきたいと思います!
※クラウドファンディングする理由も動画で語ってますが、僕は個人的に「1人の人から1億投資してもらう」より、「100万人から100円投資してもらう」方がスゴイと思っていて、それはもう投資してもらった時点で成功だとも思っています。
小さな灯がたくさんの人から薪をくべてもらって大炎になり、
世界の温度が1度上がりますように。
引き続き頑張りまーす!