ひとつ前のブログの続きです。

(※の青地は私の感想です)

 

 

萩山小学校のプールは建設せず!集約化をきちんと市民に知らせて

 

5 学校プールについてうかがう。

当市は、学校プールを徐々になくす計画である。民間プールやスポーツセンタープールを活用する学校が増えることは、市民利用を圧迫する。23区自治体では、隣接する区の民間プールを授業で使っていたところ、隣接区からクレームが来たと聞いている。市内プール事業者が倒産・営業停止等になった場合、子ども達の教育を保障することさえ困難になる。市の考え方をうかがう。

 

教育部担当部長)学校プールを徐々になくす計画は特にございませんが、行財政改革プログラムにあるように学校プールの機能集約化として、学校外プールでの水泳授業の実現可能性と学習効果、教職員の負担軽減にどれほどの効果があるかといった検証を行っている。

学校外プールでの水泳授業実施は近隣自治体を含め導入自治体が増加しており、バス移動も伴うことから、現時点においては市内経済活性化の視点(※教育的視点よりそこですか!!)も踏まえ、市内での実施を前提としており、市民利用を圧迫することがないよう事業者と調整を行ない、市民の理解を得ながら実施している。

事業者が倒産・営業停止等になった場合、現状では水泳事業実施を学校プールでの実施に戻すことを想定しているが、その時点での老朽化等の状況に応じてさまざまな方法を検討していきたいと考えている。

 

私)学校プールをなくす計画はないと市長が自席で発言していたが、萩山小のプールはなくなるのかどうなのか?(※市長の声は響くので、自席で何か発言するとマイクがなくてもよく聞こえるのです)

 

教育部担当部長)今のところそういった形で検討しているが、市の学校プールをなくす全体的にどうするかっていうところも含めて「計画」はないと言う意味で答弁している。

※まさにどこの自治体でも見られがちな行政お得意のごはん論法 ”計画はない”)

 

私)集約化していく方向性ではないのか、萩山小学校のプールはなくならないのか。

教育部担当部長)行革プログラムの中で検証している。検証を踏まえた中で萩山小学校でもそういった形で学校外プールできるのではないかと言うところも今判断にしている。

私)検証して判断しているということは萩山小プール施設はどうなるのか。

教育部担当部長)萩山小におきましては、今のところ無くす方向性で検討している。

 

私)萩山小学校はプールなくなりますよね。なくなることは大きい。公共の市民がプールに行けるようにどうしたらいいのか、考えるべきではないか。その後の計画はないということだが集約化する方向性は出ていますよね、説明してほしい。

教育部担当部長)

外部プールで指導を受けた子供たちのアンケートでは、「よかった」「とても良かった」と答えた生徒は約98%。保護者からは「天候に左右されない」「充実した設備・専門性を持つスタッフによる指導」を理由に92%から「学校外プールの実施に魅力を感じる」と言う回答があった。教員からも「管理の負担が軽減される」「泳力レベル別専門スタッフによる質の高い指導ができた」という回答もあった。これまでの4年間の事業運営から多くの専門スタッフによる質の高い指導と高い安全性の実現性、天候に左右されない安定的な事業、水質管理や清掃等の負担軽減につながるなど、数多くのメリットがあることを確認している。

これらを踏まえて、まだ検証期間中であるが、基本的には学校外プールができる所については行っていきたいと考えているし、全体の計画はないが、萩山小学校については学校外プールで行っているというところで検討している。

私)特別支援学級とかいろんな子どももバスで移動するのはどうかと思う。

 

 

 萩山図書館、どうなるの

 

6 図書館について

①    子供の居場所や子育て支援、生涯学習や地域コミュニティの基盤としての機能の充実、図書館システムの機能強化、読書バリアフリー法を踏まえた障害者サービスのさらなる充実、子ども読書活動推 進計画の推進等、様々な社会状況の変化や諸課題への対応を想定している(R6年3月生活文教委員会石橋委員への図書館長答弁。※図書館長の司書資格を必須要件から外す条例改正について議論した時のもの。図書館を取り巻く社会状況の変化や諸課題の問いに対して0305seibun.pdf (city.higashimurayama.tokyo.jp))。具体的にはどのようなことか。

 

教育部長)図書館における子どもの居場所として、ティーンズ優先席学習席の設置。学生ボランティアの受け入れ等を実施。

令和5年度から都の補助金を活用し、子どもの居場所や世代交流の場の充実として、秋津図書館や図書園の整備。

子育て支援として、子育て情報コーナーの設置や0・1歳児向け赤ちゃん絵本広場としてゆりかごキャラバンを実施

生涯学習や地域コミュニティの基盤として、市民の身近な課題解決に資するため法律・健康・仕事情報を紹介する生活情報コーナー、介護情報コーナー、多文化資料の充実に取り組んでいる。

図書館のシステムの機能強化として、R7年度の更新に向けてセキュリティ強化、利便性向上に向けた仕様の見直しを現在進めており、障害者サービスについては、従来からのサービス・第四次東村山市子ども読書活動推進計画の重点事業である読書活動や図書館利用がしにくい子どもへの取り組みとして、児童コーナーに録音図書や大きな活字の本、エルエルブック(※読むことが苦手な方のために優しく読めるように作られたもの)、布絵本、リーディングトラッカーなど読書補助ツール等を設置するコーナーの開設を年内に予定。

さまざまな社会状況の変化や諸課題への対応として、庁内所管と連携して男女共同参画・自殺対策・多文化共生事業等に関連した展示を継続。

(※こうした諸課題への対応を図るためにこれまでの図書館のあり方を変える必要があるのか?)

② 市内の閉架図書の蔵書数をうかがう。萩山小学校が複合化された場合、閉架図書がなくなるのではと市民から不安の声がある。複合化以降の保管場所、蔵書数はどうなるのか。

 

教育部担当部長)市立図書館の閉架書庫における蔵書数は令和5年3月末日時点で39万5,824冊。萩山図書館にある共同閉架図書については、市内公共図書館の共通の書庫であり、萩山小学校と複合施設にすべて集約することは困難であると捉えている。今後の蔵書数については、現在、蔵書計画の策定に取り組んでおり、保管場所についても適正な蔵書規模結果を元に検討を行っていく。

 

私)蔵書計画を立てて、萩山小学校に置くことは困難なのでどこか別の場所に置くことを検討するということか。

 

教育部担当部長)現在はそう考えており、図書館協議会からもご意見を伺った中で、最終的に判断して行きたい。

私)市民から閉架図書を処分するのではと不安の声をきいているが全てなくしてしまうというような考えはない?

教育部担当部長もちろん全てなくすということではなくて、今、計画を策定中でありその兼ね合いを含めて判断して行きたい。

 

③ 複合化された後の図書館は指定管理制度に移行されるのか。現在の市の考え方をうかがう。

教育部担当部長)公共施設アクションプランにおいて、民間事業者による図書館運営導入を検討する旨を示したが、現状においては決定をしていない。今後の設計段階において決定して行く予定。

(※否定しない、というところがとても重要。指定管理に移行することを視野に入れている。東村山市は公民連携を掲げている以上、よほど市民運動が活発にならない限り指定管理になると思います)

 

次に続きます