第1試合 山梨中央銀行 2 （25-16 25-10） 0 ビオーレ名古屋
第2試合 神奈川大学 2 （25-21 23-25 27-25） 0 三菱UFJ銀行
第3試合 日本大学クラブ 2 （25-9 25-11） 0 ビオーレ名古屋
第4試合 ベスビアス新潟 2 （25-21 25-15） 0 三菱UFJ銀行
先週日曜日は愛知県武道館で開催された地域リーグの名古屋大会に行ってきました。
地域リーグを観戦するのも新型コロナで途中打ち切りになった2020年以来でしたが、
Ｖリーグに参入したチームがあったり、消滅したチームがあった一方で、
新規参入のチームや学生チームの参戦が増えたりと
数年の間に参加チームも大きく入れ替わったものの
日曜日に試合をしたチームは
山梨中央銀行、三菱UFJ銀行、ベスビアス新潟と常連さん続きで
チームとしての全くの初見だったのは関東大学2部の神奈川大学だけでした…
土曜日に観戦出来ていれば新規参入組を多くみられたのですが、
仕方がないですね…
その中でも第2試合の三菱UFJ銀行と神奈川大学の試合は、
かつて関東大学リーグで活躍していた人たちが名を連ねる三菱UFJ銀行と
2部とはいえレベルの高い関東大学リーグの現役の大学生の対戦で
フルセットデュースにもつれる見応えのある試合で
3セットとも三菱UFJ銀行が前半は優位に進めて後半失速する展開で
現役の大学生のスタミナが勝ったような試合でしたが、
特に東海大OGのミドル小松愛里さんが全盛期を思わせる速攻やブロック何本も決めたり、
勝利には結びつかなかったけれど
第3セットの最後に青山学院大でもキャプテンだった泉彩子さんが見せた
デュースに持ち込む好レシーブには見てて感動したし、
名古屋で全日本インカレで開催された頃に大学バレーで活躍していた人たちの
プレーする姿が再び見られた事が嬉しかったし、
結果はともかくすごく楽しそうだったのが何よりでした…
そして、神奈川大学も関東1部リーグでバリバリ活躍していたOGたちを相手に
隙の無い試合運びをするあたりは
2部とはいえ関東の大学のレベルの高さを改めて感じました。
リーグ戦で入替戦までたどり着ければ1部昇格のチャンスもあるかもしれないですね…
それ以外のチームで気になったのは地域リーグでは老舗になるベスビアス新潟さんで、
将来のＶリーグ参入を目指し始めた…というような話も聞きましたが、
対戦相手の三菱UFJ銀行さんが連戦でお疲れ気味の様子だったので
多少の割り引きは必要かもしれませんが、
以前に比べるとチームとしてパワーアップしているような印象でした。
昨年度の全日本インカレ準優勝メンバーでもある伊藤莉菜さんと加藤天海さんの
日本女子体育大OG2人や
天理大出身の安積さんがいい動きをしており、
高さのある選手はいないものの、人数がもう少し増えればもっと面白くなりそうです。
ちなみに今大会のホームチームでもあったビオーレ名古屋さんは…
選手が大量に入れ替わった…
というか離脱者が大量に出たのでとりあえず人数を揃えた…ような感じで
ユニフォームを着ているのに試合前の練習に参加していない選手や
前任者の使い回しのユニフォームでプレーしている選手や
プログラムに名前の無い選手もいました…
試合の方は、山梨中央銀行さんのサーブミスやスパイクアウト連発にも助けられて
1試合目の第1セットは中盤まではスコア上は競りますが、
山梨中央銀行さんがリズムを掴んできた後は一方的な展開で、
2試合目は関東1部の日本大学相手に0-13からスタートで
2セット合計で20点しか奪えず、
日曜日の6チームの中では断トツの弱さでした…
恰好だけはＶリーグのチームみたいな事をしていますが、
体制を含めたチーム作りを進めていかないと
今のままではチーム存続も難しくなってくるような気がします。
