岐阜協立大 3 (23-25 25-22 22-25 25-18 18-16) 2 至学館大
中京大 3 (25-17 25-21 25-12) 0 名古屋学院大
愛知学院大 3 (25-18 25-23 25-16) 0 愛知教育大
東海学院大 3 (25-22 25-16 25-18) 0 皇學館大
先週末も日曜日は地元の大学リーグを観戦してきましたが、
岐阜協立大と至学館の試合はフルセットデュースの大激戦で
リーグ最終戦の優勝がかかった試合かトーナメント戦のようなピリピリした雰囲気で
緊張感のある試合となりました。
主力にケガ人が複数出て上位チーム相手にはちょっと厳しいかな…と思えた至学館でしたが、
この日は故障者不在を感じさせずチーム全体でサーブが走っていて、
岐阜協立大に押し込まれても、特にNO.11 熊沢さんやNO.20 杉浦さんのサーブのローテで
何度もブレイクポイントを重ねて劣勢を跳ね返して
第4セットの終盤に至学館が崩れた以外は
試合の流れが二転三転するスリリングな展開でフルセットに突入し、
第5セットも出だしは岐阜協立大ペースでコートチェンジを迎えますが、
コートチェンジ後は至学館が脅威の粘りで終盤に逆転しマッチポイントを掴みますが、
14.15.16点と3度のマッチポイントをものにできず、
最後はあと一歩及ばず紙一重の試合をモノにできませんでしたが、
特に14-13と15-14のラリーでは至学館にチャンスボールが来てたので、
そこで決められなかったのが惜しかったですね。
岐阜協立大にとっても引き離しにかかりたいところで至学館についてこられて
思うような試合展開に持ち込めずストレスを感じる試合だったようで
キャプテンの蓑部さんがイラついた表情をみせたり
他の選手がコート上でちょっとエキサイトして審判に注意される場面もあって
チーム全体で冷静さを欠いていたように見えました。
一方の至学館は前の週はケガでベンチ入りを外れていた武田さんがベンチ入りして
試合中ずっとアップゾーンで盛り上げていて、
キャプテンの小森さんは目まぐるしく流れが変わり続ける試合中でも
試合を通して大きく表情を変えることなくプレーを続けていて
改めて4年生の存在の大きさを感じさせられたのと同時に
今年度の至学館大がすごくいいチームなのは、
冷静沈着なキャプテンの存在も大きいのかな…と思いました。
決して絶好調という感じではないけれどここまで全勝で来ている中京大は
この日も第1セットは相手のサーブに崩されてかなりバタバタするものの
リードを許すことは無くセット終盤に相手にミスが続いて第1セットを奪うと、
12-12まではひたすらサイドアウトを繰り返すだけだった第2セットも
我慢比べに負けたかのように先に名古屋学院が崩れていって中京が奪い、
中京のサーブレシーブが安定してきた第3セットは名古屋学院大を圧倒して、
結局この日もストレート勝ちでしたが、
日曜日の試合を観た限りでは
セットごとのスコアは競っていたとはいえ
前日至学館相手によくストレートで勝てたな…と思える試合でした。
ここまで6試合を完全な自滅で落とした失セット1だけで後半戦に突入していて
強さが戻りつつあるような感じもありますが、
本物かどうかは対戦を残している岐阜協立大戦や2巡目の上位リーグで
どれだけやれるかでしょうね。