ルートイン 3 (25-18 25-21 25-20) 0 GSS
アランマーレ 3 (17-25 27-25 25-19 28-30 15-8) 2 群馬銀行
年が明けてから新型コロナウィルスの影響による中止試合が続出して
消化できなかった試合をみなし開催扱いでレギュラーラウンドを終えたV2リーグですが、
ファイナルステージは当初のスケジュール通り有観客で開催されましたが、
自分自身も4チームとも見るのが21/22シーズンは最初で最後でした。
第1試合は3セットとも最後は少し点差が開いたけれど
スコア以上にルートインさんが手こずっているような感じで
NO.19 富澤さんが自身の出来に納得していないような様子でしたが、
ケガで出られないキャプテンの水谷さんもベンチから大きな声で指示を出していたし、
試合内容は良くなくてもしっかり勝ち切るあたりは試合巧者だと思います。
GSSも当時のチャレンジリーグでも全く勝てなかった頃を思えば
何かと制約のある中でよくやっていると思いますが、
大事な試合でV1を目指しているチームと現状維持のチームの差が出たのかもしれません。
第2試合は勝てばルートインさんに続いて2位以上が決まる群馬銀行さんと
負けると2位以上の目が消えるアランマーレさんの対戦でしたが、
試合は第1セットこそ群馬銀行が終盤抜け出して奪うものの
NO.4 菅原さんの起死回生のブロックなどで22-24のセットポイントからしのぎ続けた
アランマーレさんが第2セットを奪い返すと
第3セット以降は群馬銀行にスパイクアウトやサーブミスでの失点が増えて
次第にアランマーレが押し気味の試合展開になり、
アランマーレも何度も訪れるマッチポイントを決められずフルセットに突入するものの
最終セットは4-0とスタートダッシュに成功したアランマーレが
いったん点差を詰められるもののコートチェンジ後に大きく引き離して
V1との入替戦進出に望みをつなぐ1勝となりましたが、
土曜日も観戦した方の話では土曜日の出来は良くなかったらしいのですが、
少なくとも日曜日の試合ではアランマーレの選手たちからすごく気持ちが伝わってきたし、
新人の前田選手も大学時代を過ごした岐阜の地ですごくいい仕事をしていました。
昨年夏のサマーリーグで西部大会の視察に来られていた北原監督と少しお話させていただいたときに
「キャプテン宮本菜月の成長ぶりを見てやってください…」とおっしゃっていたのですが、
菜月さんがチームを引っ張っている姿はデンソー時代とは別人のようで
北原監督の言葉がすごく納得できたのですが、
強いて言えば第4セットの24-23のラリーでチャンスボールが2回来たので
そこでしっかり決めて欲しかったですね…