10/20 皇后杯東海ブロックラウンド!! | Here There and Everywhere

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旅行やバレーといった趣味のことや普段の事について語ります。
広くて浅いだけで素人の戯言ですが、お付き合いいただければ幸いです

 

 

Aグループ

 

1回戦

中京大 2  (25-10 25-7)   0   JOCカップ岐阜選抜

至学館大  2   (26-24 25-14)   0   島田商業高校

みえ高田VCsala   2   (25-16 25-9)   0   JOCカップ愛知選抜

 

2回戦

JAぎふ   2   (16-25 25-20 25-20)   1   みえ高田VCsala

中京大   2   (25-16 20-25 25-14)   1   至学館大

 

決勝

中京大   2   (25-22 25-18)   0   JAぎふ

 

 

 

Bグループ

 

1回戦

誠信高校   2   (27-25 27-25)   0   岐阜協立大

皇學館大   2   (25-10 25-15)   0   JOCカップ静岡選抜

トヨタ自動車   2   (25-17 25-16)  0   JOCカップ三重選抜

 

2回戦

誠信高校   2   (25-14 25-15)   0   皇學館大

ブレス浜松   2   (25-18 25-15)   0   トヨタ自動車

 

決勝

 

ブレス浜松   2   (25-14 25-20)   0   誠信高校

 

 

 

 

体育館に着いて早々仕事関係の知り合いの方にお会いして

 

話を聞くと娘さんがベンチ入りはしていないけれど誠信高校のバレー部の1年生だそうで

 

改めて世の中は狭いな…と思いました。

 

 

 

試合を観たのはどうしてもAグループメインになりますが、

 

合間合間にBグループ側を見ていたら、

 

誠信高校が粘って接戦に持ち込んで2セットとも最後は相手のミスを誘って

 

完全に本気メンバーだった岐阜協立大に競り勝ち

 

皇學館大もあっさり撃破して決勝まで勝ち上がると

 

決勝も第2セットは引き離されたものの終盤はいい流れで20点まで粘り

 

ブレス浜松には力負けしたもののなかなかいい戦いをしていました。

 

 

ブレスもファイナルラウンド進出は決めたものの明らかに組合せに恵まれた感じで、

 

Aグループだったら決勝まで残れなかったかもしれません…

 

 

 

Aグループの方は、VCsalaが初戦は元Vリーガー2人を温存するつもりだったみたいですが、

 

メンバー表の書き間違いでエリさん(彌永さん)はスタートから出る羽目になり、

 

結局JOC選抜の中学生相手には多少もたつきながらもストレートで押し切ったものの

 

出だしのドタバタが後々響くことになったと思います。

 

 

中京大も初戦は中学生相手だったので第2セットの終盤までは控えメンバーで戦い、

 

最初のローテが1巡するあたりまではもたついたものの

 

途中からはサーブだけで中学生を圧倒していましたが、

 

普段はレシーバーのNO.19 水谷さんがアタッカーをやっていたりと見てて面白かったです。

 

 

 

JAぎふはVCsala戦で長い間ケガで出られなかったNO.7 カホさん(尾花選手)がスタメンで

 

ようやく本格的に復帰で公式戦デビューとなりましたが、

 

第1セットからVCsalaに攻守で押し込まれて国体予選の時と同じような展開になり、

 

どちらがVリーグのチームか分からないような試合になりますが、

 

第2セットにVCsalaが再びメンバー表のミスを犯して、

 

セッターのユミさん(竹本さん)とNO.5 光野さんの並びが逆になるフォーメーションになってしまい、

 

VCsalaのローテがなかなか回らない…という事態に陥ってしまい

 

セット後半になってsalaの選手たちも変則フォーメーションに対応してきたものの

 

序盤のバタバタを挽回できずにフルセットに突入すると

 

第3セットもコートチェンジまでは完全にVCsalaのペースで進むものの

 

アタッカーたちが完全に息切れで16点で止まってしまい、

 

相手が失速した13-16からの6連続得点で逆転したJAぎふが何とか決勝進出しました。

 

 

2回戦のもう1試合は前日リーグ戦でのフルセットデュースの試合の影響が

 

ジャブのように効いてきたのか至学館大の選手たちの動きが重そうで、

 

そんな至学館大に対して中京大もサーブミスとスパイクアウトを連発して

 

10点以上相手にプレゼントしてしまい第2セットを落としますが、

 

第1・3セットは相手の攻撃を封じ込めて大差で奪って決勝進出を決めますが、

 

完全に自滅で1セット献上するあたりが今期の不調を象徴しているように思いました。

 

 

 

どちらもチーム状態があまり良くないチームの対戦となったAグループの決勝ですが、

 

中京大は青山監督の指示で公式練習の5分間をサーブ練習だけに使って、

 

最近のリーグ戦と同じメンバーでスタートし、

 

JAぎふはカホさんに続いて、こちらも故障明けのキャプテン佐々原選手がスタートから出てきますが、

 

立ち上がりは中京大が走るもののすぐにJAぎふが追いつき、

 

キャプテンのノンさんが好守に好プレーを連発して、

 

それを起点にJAぎふが得点を重ねてリードを広げていき、

 

佐々原さんの福岡大にやられた5年前の全日本インカレを思い出させるような展開になりますが、

 

今シーズンは集中力が切れてそのまま戦意喪失になることが多かった中京大も

 

次第にサーブが走るようになり、

 

リベロの濱元選手やセッターの乾選手がベンチや壁に突っ込んだり、

 

隣のコートまでボールを追いかけてボールを繋ぐ執念を見せると

 

アタッカーたちも若泉選手が鋭いスパイクをズバズバ決めて、

 

堀迫選手が強打だけでなくブロックアウトを奪ったり、フェイントを決めたりと

 

明らかに余計な力が入っていない調子のいい状態になって、

 

相手のサーブを1本でことごとく切れたの対して

 

自分たちのサーブでは大きなブレイクは無かったものの2点・3点と得点を重ねて猛追して、

 

堀迫選手のサーブで21-21と追いついたあと、逆転して23-21まで逃げて

 

そのまま第1セットを押し切ると、

 

第2セットは立ち上がり先行されるものの、その後はサイドアウトの繰り返しでしのいで

 

中盤にブロックが立て続けに決まって逆転した後は

 

JAぎふの選手たちの気持ちが先に切れてしまったようで点差が開く一方で、

 

たまたま来られていた現Vリーガーの中京大OGのお父様が

 

「これだけの試合ができるのに何故リーグ戦は駄目だったんだ…」とおっしゃるくらい

 

終わってみればこの秋の不振が嘘のような中京大の快勝で、

 

特にコートに立っていた4年生3人から執念みたいなものをすごく感じて、

 

それが下級生に上手く伝わったような感じがします。

 

 

 

台風の影響でリーグ戦も1試合残しているけれど、

 

秋のリーグは振るわなかったものの皇后杯のファイナルラウンド進出を決めて

 

存在感を示すことができたので、

 

この試合が悪い流れを断ち切るきっかけにして欲しいものです…

 

 

 

一方でJAぎふは、国体に続いて皇后杯も予選敗退となりましたが、

 

長い故障明けのカホさんが2試合5セットフルに出られたのと

 

途中で失速して本調子には程遠いものの同じく故障を抱えてるキャプテンのノンさんが

 

試合に出られたのは数少ないプラス材料だと思いますが、

 

中京大にではなくVCsalaに負けてもおかしくなかったぐらい負け方も悪いし、

 

今期のV2リーグでは前年度最上位チームとは程遠いチーム状態で

 

厳しい言い方をすれば現状では入場料を払ってまで試合を観に行く価値はないです…

 

 

負けた後とあって帰って行く時の雰囲気も暗かったですが、

 

下位に沈んで当時のチャレンジⅡとの入替戦に回った時と雰囲気が似てきて

 

深刻な事態に陥りかけているような感じもします…

 

 

 

 

 

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