3位決定戦
松蔭大学 3 (27-25 25-17 24-26 25-19) 1 日本体育大学
決勝に先立って行われた3位決定戦は、
第1セットは両者譲らぬままデュースまでもつれ込みますが、
最後は日体大のキャプテンの辻村選手のアタックがアウトになって松蔭大が第1セットを奪うと
第2セットは松蔭のキャプテン古谷選手のサーブを日体大が止められず、
日体大が途中で守備力のあるNO. 14 花井選手を入れてもタイムアウトを取っても
松蔭大のブレイクポイントが止まらず、
結局、キャプテンのサーブで大量得点を稼いだのが効いて第2セットも松陰が奪い、
第3セットになって花井選手をセットの頭から使って守備型の布陣に臨んだ日体大が
松蔭大に押されながらも何とか踏みとどまってギリギリのところで第3セットを奪い返しますが、
第4セットは松蔭大が再び強いサーブで押し込んで、
日体大を圧倒するような内容で第4セットを奪い、3位決定戦を制しましたが、
試合終了直後、2年生のセッターNO.14 宮崎選手とリベロの藤井選手が大号泣していた一方で
キャプテンは自力で歩くのも困難なほどヘロヘロになっていて、
まさに死力を尽くして持てる力を全て出し切った…という感じでしたが、
キャプテンのこういう姿がチームを全カレのセンターコートに連れてきたように感じます。
一方の日体大は頼みのキャプテンの辻村選手がサーブは入らない、アタックは決まらない…
という悪循環に陥ってしまい、
チームとしても準優勝・3位決定戦を通してなかなか流れが来ない2日間続いた感じでしたが、
それでもベスト4はキープして最終日まで試合をするということは、
じゅうぶん立派な成績だと思います。
決勝
筑波大 3 (25-23 25-21 22-25 25-23) 1 青山学院大
昨年と同じ組合せとなった決勝戦は、
立ち上がりから筑波が走った昨年の決勝とは逆のような展開で、
青学がじわじわとリードを広げていきますが、
筑波がキャプテンの丸尾選手が大技・小技にブロックも絡めて
19-23から6連続得点で一気にひっくり返して第1セットを奪って勢い付くと、
第2セットも終始優位を保ったまま奪って、
第3セットも中盤までリードをキープしてストレートで押し切れそうな気配も出てきますが、
19-16からの3連続失点で追いつかれると完全に失速し逆転で第3セットを落とすと
第4セットも中盤までは筑波がリードするものの
ここまで奮闘していた1年生の高間選手が息切れ気味になり、
特に丸尾選手が前衛にいないローテでは防戦一方で、
再び20点を過ぎたところで青学が前に出る展開になって
2年連続のフルセット突入の気配が出てきますが、
後衛のローテでもコートに残った丸尾選手がバックアタックを連発してピンチをしのいで、
24-23と再逆転した筑波がマッチポイントを掴みますが、
最後のワンプレーも筑波がチャンスボールをものにできず、
ラリーになったところで青学にドリブルの反則が出て思わぬ形で試合終了となり、
少しずつ青学に流れが傾いていく試合展開の中で苦しみながらも
2年連続で決勝の壁を破れなかった筑波大が9年ぶりとなる優勝を果たしましたが、
今年こそは…という筑波の選手たちの想いが青学を上回ったような気がします。
特にキャプテンの丸尾選手のパフォーマンスが過去最高の出来ではないか…と思えるほどで
3年分の想いをプレーにぶつけているようにも感じて
キャプテンの勝利への執念が最後に青学のミスを誘ったような気もしますが、
チームが苦しい時に得点を決め続ける姿は格好良すぎでした。
あと、試合後に1年生ながらスタメンで奮闘していた高間選手と通路で遭遇した時に
「サーブミスで流れを切ってしまったので、負けていたら自分のせいでした…」と言ってましたが、
確かにリードを吐き出してしまうきっかけになるサーブミスをしてしまったり、
試合後半はアタックの決定率も下がっていましたが、
見た感じではあまり緊張してる様子もなく堂々とプレーしていて凄いな…と思いました。
岡崎学園出身なので高校時代も存在は知っていて試合も何回かは見ていましたが、
その時はとりわけ凄いとは感じなかったのですが、
筑波大に進学してからのすごく進化している姿を見たら
やっぱり関東の大学に進む選手は違うな…と思います。
女子の決勝の後に男子の決勝も行われましたが、
時間の都合で第1セットしか見れなかったのですが、
福山平成大が王者早稲田に対して互角に渡り合う堂々とした戦いぶりで
第1セットもデュースまでもつれ込み、結果は惜敗だったようですが、
準優勝という結果も決して出会い頭ではなく、
本当に強いチームだったと思います。


