彼女との同棲を機に家を出た息子、
月曜日から2週間の予定で石川県輪島市に行ってます。宿は富山県高岡市のビジホ。
毎日高岡から片道2時間かけて仮設住宅の建設のために輪島の競技場に通うそうです。
石川県、6年くらい前に我が家はひょんなご縁で七尾市にキャンプに行きました。自宅から500kmくらいあるので能登にキャンプに行ったのは本当にそのご縁があったから。
滞在中はキャンプ場を拠点に輪島の朝市、珠洲、白米千枚田、能登島、羽咋、金沢を観光。
我が家の家族旅行やキャンプの中でも1番思い出深かったと言っても過言じゃない旅でした。
たった数日行っただけなのに、震災後に報道で流れる映像に衝撃を受け涙が止まりませんでした。
あの日みた景色、あの日通った道が…
焼失した街と見覚えのある輪島の赤い橋…
輪島の朝市は現地の人との交流がとても多かった場所です。
木製のスプーンに名入れしてくれた店のご主人や優しいおかみさん、干物屋のお姉様たち、海鮮丼をいただいた食事処のみなさん、ふらっと立ち寄ったギャラリーの作家さん…
現場入り初日、息子から車移動中の動画とメッセージが送られてきました。
「言葉失った。自分に出来る事を頑張ります。」
私自身41年生きてきて被災地の光景を目の当たりにしたことがないから想像でしかないけど、息子も感受性豊かな方なので能登半島の光景を目の当たりにして言い表せない心のザワつきを感じているんじゃないかと。
神奈川県にある従業員10名くらいの建設会社、どういう経緯で従業員総出で応援に行くことになったのかは分かりませんがきっとこれも能登半島との縁なのでしょう。
自分の心と身体にも気を配りながら頑張ってくれたらと思います。