ちいちゃんのかげおくり | ひなたぼっこ

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~HAPPY LIFE~

今、3年生の息子。


元々繊細なタイプ。

昨年、仲良しのお友達から無視され半年。

メンタル弱弱なのに、さらに打たれ弱くなり…

新学期もそこまで楽しんで行ってるわけではない感じです。


「しんどかったら休んで家で勉強してもええよ?」

って言うても、

「僕が休んだら心配かけちゃうから。

勉強自体は嫌いじゃないし…」

って言いつつ行くタイプ。


明日の用意しながら教科書見ながら

「今日はここまでやった。

明日はこれかー」って教科書見て


急に泣き出した…


読んだのは国語の教科書。


「ちいちゃんのかげおくり」

戦争のお話。

死ぬ描写が…


もう読めない。

心が痛い…


元々キャラクターが死んだり、斬られたりする描写が自分に置き換えてしまって、物語の世界に入り込みすぎてしまうタイプ。


今回も。

国語がトラウマになるレベルでパニック。

その後、なんやかんや息子とゆっくり話をして、翌日の朝、校門に立ってる校長先生に息子自身で、自分の気持ちを言葉にして(もうこの時点で泣きながら)

どうしてもちいちゃんのかげおくりの授業が無理なこと。

音読も登場人物の気持ちを読み解くのも無理なこと。

もし可能であれば、ちいちゃんのかげおくりだけ、保健室へ逃げて耳を塞ぎたいこと。


自分で自分の言葉で伝えて。


校長先生は、元々息子がいじめられてることを知った時から気にかけてくれてて、感受性の強めなことを気遣ってくれてて…


その日に、担任と話し合って、ちいちゃんのかげおくりの授業だけ、息子が校長室で課題やプリントやドリルをすることを許可してくれました。

(保健室は体調悪いこの出入りが多いので、落ち着かないだろうと…)

他の学校で、息子のような死に敏感な子に対してどう対応してるかも調べるね!って息子に言って、単元末のテストの対応とかも考えてくれるそうです。(成績数値化せなあかんもんね…)


我が家としては、先生のご迷惑にならない範囲で対応で大丈夫なこと。

授業に出ない分、家でサポートはしっかりすること。

全部学校任せにはしないから、家で声かけやらなんやらした方がいいことは教えて欲しいことは伝えました。


ということで。

多分、激甘対応なんだろうけど…

息子の最善を探ってすぐに対応してくれた学校。

こんな柔軟な対応してくれる学校もあるよ。

ってことで。


もしね。

うちの子みたいな子が、しんどい時の対応の参考になれば…(学校の対応次第ですが)

記録しときます。