ロックンロール・ストリップ | 女優!!吉見麻美の気が向くままぁ~ワガママな日常~

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吉見麻美が、日々感じた事を気の向いた時に、気の向くままぁに書き綴っています。

木下半太著「ロックンロール・ストリップ」読みました。

 

面白かった。

売れない劇団員が、映画監督目指して大阪で悪戦苦闘する話。

面白くない訳がないよね。

どうやら、木下半太さんの、半自伝的小説らしい。

パチンコに例えて

「夢を追い続けて引くに引けなくなったら悲惨やで」

の言葉とか、痛い・・・(笑)

「ライオンの檻で、ライオンキングを上演するようなものだ」

の例えとか、秀逸・・・(爆笑)

それから

423ページの9行目と、最後の3行にグッときました。

 

木下半太さんの作品は、

冒頭で、心を鷲掴みにされ、最後まで一気に読んでしまう。

余計な説明がなく、どんどん進んでいくから、気持ちがいい。

初めて読んだのは

「悪夢の観覧車」

悪夢シリーズは、

「悪夢のエレベーター」も「悪夢のドライブ」も面白い。

木下半太さんの作品はほぼほぼ読んでますが、

その中でも、特に好きなのは

「アヒルキラー」と

「フィーバー5」

趣味が読書。と答えると、

「誰の本とか読むの?」と聞かれますが、

私は「木下半太」と答えます。

特に、年配の方とかだと、知らない人多いですよね。

自分自身が、関西出身って事もあるし、

年齢も近いし、感覚がドンピシャなのかもしれないですが、

おススメです。

沢山の方に読んでみて欲しい。

 

勝手に宣伝部長代理みたいになってますが、

いつか、何かで一緒に仕事したいと思ってます。

強く願えば、叶うんだよなぁ~~~