木下半太著「ロックンロール・ストリップ」読みました。
ロックンロール・ストリップ (小学館文庫)
788円
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面白かった。
売れない劇団員が、映画監督目指して大阪で悪戦苦闘する話。
面白くない訳がないよね。
どうやら、木下半太さんの、半自伝的小説らしい。
パチンコに例えて
「夢を追い続けて引くに引けなくなったら悲惨やで」
の言葉とか、痛い・・・(笑)
「ライオンの檻で、ライオンキングを上演するようなものだ」
の例えとか、秀逸・・・(爆笑)
それから
423ページの9行目と、最後の3行にグッときました。
木下半太さんの作品は、
冒頭で、心を鷲掴みにされ、最後まで一気に読んでしまう。
余計な説明がなく、どんどん進んでいくから、気持ちがいい。
初めて読んだのは
「悪夢の観覧車」
悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)
700円
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悪夢シリーズは、
「悪夢のエレベーター」も「悪夢のドライブ」も面白い。
木下半太さんの作品はほぼほぼ読んでますが、
その中でも、特に好きなのは
「アヒルキラー」と
アヒルキラー 新米刑事赤羽健吾の絶体絶命 (幻冬舎文庫)
745円
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「フィーバー5」
フィーバー5 (ハルキ文庫)
583円
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趣味が読書。と答えると、
「誰の本とか読むの?」と聞かれますが、
私は「木下半太」と答えます。
特に、年配の方とかだと、知らない人多いですよね。
自分自身が、関西出身って事もあるし、
年齢も近いし、感覚がドンピシャなのかもしれないですが、
おススメです。
沢山の方に読んでみて欲しい。
勝手に宣伝部長代理みたいになってますが、
いつか、何かで一緒に仕事したいと思ってます。
強く願えば、叶うんだよなぁ~~~