2017年も1月11日より、『大切な人の看取り方』(デニー・コープ《ホスピス看護士》:著 / 上野容子:訳 / 飛鳥新社:刊)の朗読交流会が始まりました。
「看取り」
という字は、どのような構成で成り立っているでしょう?
「手」 「目」 「耳」
先日受けた「看取り学の講座」(代表:柴田久美子)で教わり、私はとても感銘を受けたのです。
「又」という字も、もともとは「手」を意味するものだそうです。
手で触れ
目で見て
耳をすます
当たり前のようでいて、大人になると忘れがちな、「五感」をフル稼働させた交流。
かつて赤ちゃんを目の前にした時にはごく自然にやっていたこと。
言葉の話せない赤ちゃんの体に触れ、目でよく観察し、そして泣き声や動く音に耳をすます。
何が欲しいのかな、何が嫌なのかな、満足してるかな、どっち向いてるかな。
大人になった私たちは、五感よりも思考をたくさん使い、自分自身の習慣のフィルターで物事を判断したり、相手を理解したつもりになることが多いように思います。
この人に今ほんとうに必要なのは、どんなことなんだろう。
同じ立場に私がいたとしたら、一体どんなことを感じているのだろう。
「人の気持ちを考えなさい」
と、私たちは子どもの頃からそう言われて育ってきました。
大人になった私たちも、普通に子どもに同じことを言ったりします。
でも。。
どうやって?
そのヒントが「看取り」の字のつくりの中に隠されているような気がしませんか?
あさまるサロンでの講座では、ロールプレイを通して「相手を感じる」ことを体験していただいています。
また、葛藤や苦悩に押しつぶされずに、上手に困難な時期に付き合っていく方法もお伝えしています。
そして何よりも大切なのは、自分の苦悩や葛藤を、「話してもいいんだよ」と思えること。
共有できる場は必ずあるんだよ、と安心できること。
命から与えられる贈り物を、あなたも受け取ることができますように。
【朗読&交流とロールプレイを通した学びの講座】
次回:2017年1月26日(木)(毎月第2、第4木曜日)
場所:あさまるサロン(東京都町田市鶴川)※お申込みいただいた方に地図をご案内しています
時間:10:00〜15:00(発酵酵素玄米の軽ランチつき)
会費:5000円(税込)
定員:6名(駐車場2台あり 予約をお早めにお願いします)
※ 講座内容の詳細は、メニュー「朗読」よりご覧ください
【3色パステルアート講座】もどうぞ 毎月第1、第3木曜日
次回:2017年1月19日(木)
2017年2月2日(木)
2017年2月16日(木)
場所:あさまるサロン(東京都町田市鶴川)
時間:10:00〜14:00(発酵酵素玄米の軽ランチつき)
会費:3000円(材料費、税金込)
定員:6名(駐車場2台あり 予約をお早めにお願いします)