能力が高くて、才能があるのに、自分のことをダメだと思う人がいます。
そういう人は、「スゴイですね」と伝えても、「そんなことないです」と否定します。
「どうして、そう思うのですか?」と尋ねると、「〇〇ができていないから」とか、「××さんに比べると、全然ダメ」と言います。
度の合ってないメガネをかけて、自分をみている状況です。
だからちゃんと答えられなくて、当然です。
まずは、ピントがあっていませんよ、ということを体感してもらいます。
できていること、やれていること、他の人にはない才能を伝えます。
言葉の使い方、
物の見方、
状況を話す時の表現の仕方、
こちらが投げかけた質問への反応
ご本人が気付いていないだけで、いいところ、優れたところはたくさんあります。
私からのコメントを聞いて、返ってくる答えは、こんな感じです。
「そういう考え方があるのか」
「そういう見方はしていなかった」
「そんなこと初めて言われた」
自分に厳しい人は、褒められるとダメになる、と固く信じている人が少なくありません。
理由を聞くと、「テングになるから」という返事。
しかし、ちまたに、天狗(テング)はそうそう出没しません。(苦笑)
少し頭のストレッチをして、脳細胞が温まって(?)、柔軟に動き出したら、次のステップ。
自分の見方のピントを、きちんと合わせてもらうために、この質問を出します。
↓
「〇〇ができないと、どうしてダメなんですか?」
「××さんとあなたは違うのに、比較する理由は何ですか?」
このあたりは、徹底して聞きます。(苦笑)
かなり、しつこくききます。
そうすると、綱引きがはじまります。
強みや才能 VS 〇〇ができないこと、××さんとの比較
「ダメだ」と思っているけれど、本当にそうなの?
私からは、やれていること、できていることを、どんどん伝えていきます。
この援護射撃は、すごいですよ。(笑)
ダダダダーンと伝えます。
そのうちに、綱引きの結果が見え始めます。
「あれ・・・・もしかしたら、自分はダメなんじゃなくて、才能と能力がある!?」
メガネのピントが合って、見えるようになってきます。
めでたし、めでたしです。
自分の才能や能力に気がつくと、考え方や行動が変わります。
一気に加速して、やりたいことに向けて走ります。
さらに、能力と才能にを、意識して使えるようになると、
がんばりどころが分かって、自分のやり方で進むようになります。
当然・・・・・結果が出ます。 (#⌒∇⌒#)ゞ