明治時代パリ外国宣教会からの贈り物
風の奏でるオルガン~ハルモニウム~


2月18日(日)
開演:11時30分頃(12時20分終演予定)


ハルモニウム演奏:西沢央子
曲目:カルク=エラート作曲
Interludium 他

於:カトリック浅草教会
入場無料

キラキラハルモニウム演奏者
西沢央子 NAKAKO NISHIZAWA

キラキラ東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業。
チェロをヴァツーラフ・アダミーラ、三木敬之、レーヌ・フラショの各氏に師事。芸大別科にてオルガンを鈴木雅明氏に師事。またバッハ・カンタータ・クラブにて小林道夫氏の薫陶を受ける。チェロ、ヴィオローネ奏者として国内外の演奏会、録音に数多く参加している。「メディオ・レジストロ」メンバー。東京学芸大学非常勤講師。

キラキラ2017年下野竜也指揮アンサンブル・ヴァガボンズによるマーラー大地の歌(シェーンベルク編曲室内楽版)公演でハルモニウムデビュー。その後新日本フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、紀尾井室内管弦楽団、PMF、札幌交響楽団、愛知室内オーケストラ、仙台フィルハーモニー管弦楽団等に客演している。2022年には霊南坂教会にてリサイタルを行うなどハルモニウムの魅力を広く伝えるべく活動している。

 

キラキラカトリック浅草教会には、フランスのカスリエル社で作られたハルモニウムという足踏みオルガン(吐気式)があります。今から100年以上前に製造されパリ外国宣教会という修道会によって日本に持ち込まれた楽器のうちのひとつです。ハルモニウムは現在製造されておらず、現存する演奏可能なハルモニウムは大変貴重なものとなっています。浅草教会のハルモニウムも鍵盤の不具合が生じており、音は出ても演奏するには十分ではない状況です。コンサートでは西沢先生ご所有のフランス・ミュステル社のハルモニウムをお持ち込みのうえ演奏していただきます。

 

 



(浅草教会報より転載)