今日は、春分の日。
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨とする、国民の祝日だそうですねチューリップピンク


星空以前のお話星空


『そこに、薪ストーブがあってね。

薪ストーブを囲むと、気持ちが落ち着くね。

みんなで火を見つめてね。

やっぱりこれ、人類が20万年、やってきてることだからなんですよ。

燃えている火を囲んで、しみじみと一致、癒しを味わう。

心の病の青年たちを、やっぱり大自然の中に連れて行きたい。

ものすごく力があるんですよ、大自然って。

仲間たちと一緒にごはん食べて、大自然の中で火を囲んでね。

そして目を上げて、山々をあおぐ。

山々をあおぎながら、ミサを捧げる。

大自然に触れる。

さらに言えば、大自然の源である神の愛に触れる。

これは、何より力がある。

心の病の人は、本当につらい思いをしてますから、ときに希望を失いますから。

心が元気だったら、何とかなるところも、

心が「いいえ、こんな私は神に愛されていない」って思っちゃってるわけだから、

一番弱いところ、そこに、「いいや、愛されてるんだ!」っていう、

それを「しるし」として、「かたち」として見せるっていうのは、すごく大事なことだと思う。

みなさんだって、心の中にどっか、病を抱えてると思うんですよ。

本当につらい現実とか、自分では抱えきれない仕事とかをもったときに、適応障害になる。

誰でもが、そういうものを抱えている。

「神さまに、私たちは愛されているんだ」

神から流れてくる、いのちの言葉をちゃんと聴いていれば、

「生まれてきて、よかった」っていう喜びが、

「これさえあれば、この世界を生きていけるんだ」っていう希望が、

そこにある。

そのために、教会っていうものがあるわけですから、

みんなで、都会の真ん中で、神さまの愛からたくさん恵みをいただいて、生き生きと実を実らせるような、小さな天国、そういうチャレンジをしていきましょう。

大自然的な福音に触れ続けることで、癒されていくと思います。』



福音の喜びが広がっていきますように。

Lydia