今日、7月20日は
夫が亡くなって12回目の月命日



そう一周忌でした。



あの日から、毎日のように
幽霊でもいいからと
夫の姿を探して
色んな部屋を開けて回り
夢に出てきてくれるよう祈り



サブタイトルの
『生活を続ける』ために息をし、
ご飯を食べ、仕事を見つけました。
でも、そのサブタイトルの中に
私の心の部分までは組み入れることができませんでした。



ここ数ヵ月は、引っ越しのために
夫の存在した証を処分し続け
名前のプリントしてあるものを
裁断し、
15年ここで共に暮らしていた
痕跡を消すため、ひたすらもくもくと
片付けをしていました。



今まで生きてきた中で一番泣いた
苦しい、苦しい1年でした。




一周忌法要は、命日の今日、
薄曇りの天気の下
お葬式をあげた斎場で
お義母さん、真理さんご夫婦、お子さんと私の5人で行いました。





ご住職の読経の間、
私は、義母がずっと泣いてある横で、
涙が出ませんでした。
夫が病気の宣告をされてから、
義母との行き違いで生じた
わだかまりのようなものは、
亡くなって1年たってもきれいには溶けてはいないのだと思いますが、
以前のように自分を縛り付けることはなくなったのだと思います。
そこは、私の中の大きな救いです。



法要が終わった後、皆さんと
レストランでお食事にしました。


夫が、去年の6月の末に
真理さんにお世話になったことにとても喜んで
『退院したら、皆にうまい肉を奢るからな!』と宣言したのでした。
それは叶うことはありませんでしたが、
今日皆でステーキのお膳を食べて、
夫の思出話をたくさんしました。




その後、車で30分ほどのお墓へそれぞれの車で移動したのですが、
お参りしようとしたとたんどしゃ降りに😱
涙雨なのか何か分かりませんが💦💦


今日は義母の口から、
夫からの感謝の言葉と、
夫の祖父母の言葉を聞くことができました。
夫は無事に皆様の支えで、仏への道を順調に歩んでいるそうです。


改めてまた、お墓参りにくるね。と
みな口々にお墓を後にして…
帰りは小降りから、
そのうちもう雨も上がってくれました。



今は、アパートにもどり、
去年夫と過ごした部屋に布団を敷き
あの時間をまた一緒に過ごしています。


あの時お世話になった沢山の方々
私たち夫婦の事を少しでも理解してくださろうと恥ずかしい過去を一生懸命聞いてくださり
ブログのフォロワーになって、
病気になってからの長い話を一気に読んで
懸命に濃厚な夫婦の時間を作ってくださったお若いケアマネージャーさん、
感謝と共に尊敬しています。


人生経験が豊富であられ、私の罪悪感や愚痴、苦しみを共感し、楽にしてくださった訪問看護師さん、おかげさまで最期まで頑張れました。


人間関係が苦手な夫の心に、すんなりと入り込んでくださり、心身の苦痛の緩和を図ってくださった訪問診療医の先生、私が在宅介護を選択することで他の家族から批判を受ける可能性も心配してくださった。
先生に看取って頂いて本当に良かったです。



もっと。もっと。
私たちは沢山の出会いに恵まれていたのだと今だからよりわかる。




今も、絆メンバーの方々が、見守って支えて下さっている。



ほんのすこしだけ、自分を大切にしたいという気持ちも芽生えている🌱



一周忌が終わって、少し経ったら…。
先日、新しい精神科で言われたように
「楽しいことを見つける」ために
動き出さないといけませんねニコニコ



そのときは、また
サブタイトルを変えないと…!!



それでは、もうしばし、
夫とのお別れに浸りたいと
思います☺