今年の秋ごろまでに、アパートを片して退去し
実家に帰ることを義母にお話ししてから
電話でよく


「部屋を片付けるのなら私に手伝わせて」


と言われるようになりました。



ありがたいお言葉だと、つくづく思います。



義母は、夫が在宅で療養している間もあまりうちに長い時間滞在されていなかったし、
夫自身がテリトリー意識が強くてうちのもの(特に片付いてないもの)に触れられるのを嫌っていたので、夫が最期の時間を迎えたリビング以外の部屋に入られたことはほとんどなかったのですが、
「生活圏以外の片付けが進んでいない」
ということは何かのついでによく話していました。



ちなみにこれです(笑)
(衝撃映像です)




こんな状態の部屋がもうひと部屋。
押し入れもよくわからないものでいっぱいですが、ここ何年も使ってないものでしょうから
ほぼ捨てることが決まってます(笑)


ここの部屋は、元々夫が寝室として使っていた四畳半なのですが、
まあ私のものも沢山置いてますが


療養用に買った安いけどただただデカイリクライニングチェアやクッションや
足の悪い私の母が来るときのためだけに、
調子の悪い夫が車椅子で選んでくれた椅子や
夫が亡くなる1ヶ月前まで好んで読んでいた週刊雑誌や
よく着ていた服や肌着
諸々病院から貰って捨てられないマニュアルやデータ、お薬手帳
夫の名前が書いてある郵便物


なかなか捨てられないショボーン


早く処分しなきゃいけないとわかってはいたのですが手が止まって進まず。


ただの引っ越しなら、服を段ボールに詰めるくらいのことを義母にお願いしますが


なにせほとんど捨てる作業です。


書類も本も束ねて移動させるのに、体力がいる。
一昨年腰を圧迫骨折し、骨粗鬆症も発覚した義母には危なくてお願いできない⤵


それに何よりすべてが夫の思い出のものです。
個人情報の書いてある紙を切り刻んで捨てるのだって胸が苦しくなります。
私一人の作業だって色々思い出してなかなか進まないのに、
私と話すだけで泣いてしまわれる義母にお願いしたら…


遺品整理というものをしたことがない義母にとって、その作業をお願いすることが気持ちの整理に繋がるのか、私には残酷なことのようにしか思えません。


まあ、気持ちも落ち着いてきたので、暖かくなったら諸々整理していきたいと思いますチューリップ