木曾山中の日々 | 浅倉卓弥オフィシャルブログ「それさえもおそらくは平穏な日々」Powered by Ameba

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という訳で、先日(→こちら)少しだけ、
予告しておりました件の続きです。

GW中に編集部さんへ下書きをお出しして、
やりとりのうえ入稿になりましたので、
九分九厘載るだろうと思います。


これとあともう一つの仕事があって、
連休はPCの前に
ずっと居ずっぱりだった訳ですが。



という訳で、改めて正式に御案内。

雑誌は『歴史街道』さんといいます。
ちなみに最新号はこんな感じ。


歴史街道 2015年 06 月号

¥648
Amazon.co.jp

こちら、毎号総力特集という形で、
全紙面の三割ほどに当たる、
50ページ前後を割いて、


一つのテーマを取り上げ、
掘り下げていくという紙面構成で
基本毎回作られております。


で、来る七月号のこの総力特集のテーマが、
同志創刊以来初めての
『木曾義仲』単独の特集ということで、


先般さわりだけ御案内したように
同企画の執筆陣の中に


浅倉も名前を連ねさせていただく
次第と相成りました。

ありがたいことであります。


さて、特集の予定ですけれど、
まず総論があって、それから同人の生涯を、


計六人の執筆者が、
それぞれに割り振られた時期を中心に
いわばリレー方式で、
取り扱っていくといったような形になります。

そして今回、浅倉はその一番最初、
生誕から旗揚げまでの
部分を担当させていただいております。



ある種ぶっちゃけてしまいますと、
旗揚げ以前、つまりいわば
この人の生涯の前史的な部分については、


たとえ平家物語に少なからぬ
興味を持っていらっしゃる方でも、

なかなか調べる機会というのは
ないのではないかと思います。


もちろん、大学等で
その辺りを専門にしていらっしゃる方とか、


あるいは地元の方で
郷土史のご編纂みたいなことを
なさっている方とかは別ですけれど。


たぶんそういう背景もあって、
僕がこの部分の


担当になったのではないかなあ、などとも
そこはかとなく想像したりもしておりますが、


もちろんこれは、
編集部さんに直接訊いてみたりは
さすがにしておりません。


念のためですが『君の名残を』という作品で、
この時期を丸まる一章かけて
僕が扱っているという背景が
実はあったりもする訳ですね。


もっとも、今回は
フィクションではなく記事なので、
文章のタッチはだいぶ
違ったりもしておりますが。



同誌は毎号、割とふんだんに
写真やイラスト素材を使って
紙面構成をされているので、

僕も今から、
さて、どういう仕上がりになってくるのか、
結構楽しみにしたりしております。



無事校了になり
発売日が近づいてきましたら


また改めてこの場で
御案内させていただこうかと思っております。