だいすきな だいすきな小説
『ホリー・ガーデン 』

学生時代、
この本に出逢って
江國香織さん好き になった
記念の本でもあります*



出てくるアイテムの美しさ
香ってきそうなごはんたち。
劇的なことは起こらない日常の世界。


もう何度読んだかわからない、
31年(もうすぐ32年だけど笑)生きてきた中で
間違いなく1番読んだ本です。




今回は、
その「ホリー・ガーデン」の世界を
たっぷりたのしんでみよう!
と思いたちました





まずは、
主人公のひとり
果歩が読んでいる本の世界に
わたしも入ってみました*



「愛の桃」の章で
果歩が読んでいた小説
『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』

果歩は、
これを3回も読んでいるとか…
(そしてある台詞に胸がつまって泣きそうになるらしい)

この本を実際手に取ってみて、
ますます果歩がわからなくなりました。笑







果歩が所々でつぶやく
印象的なことばたち*
それは尾形さんの詩集からだそう。

詩は、それこそ
ほとんどふれてこなかった分野なので 
とても新鮮でした




詩といえば
江國香織さんの書かれた
『すみれの花の砂糖づけ』
という本があるのですが

「あたしはリップクリームになって」
という詩が好きです。





そして、
もうひとりの主人公
静枝 はよく
クラシック音楽を聴いているので、
出てくる音楽を聴いてみました*


「つまづく石」の
ヴァイオリン・ソナタ九番第三楽章

「考えない練習」の
ベートーベンのシンフォニー八番

「田園」の
お弁当の時間の校内放送
ベートーベンのシンフォニー六番

など。



ホリー・ガーデン には
音楽がいっぱい出てくるんです


静枝は
クラシック(ベートーベン)がメイン
果歩は
松田聖子さんとか小泉今日子さんとか

ふたりは昔からの親友ですが、
仲が良いからといって、
おなじものを好きとは限らない。
そんな音楽の趣味の違いもリアルですよね。






静枝は美術教師で
絵を描くシーンが時々あります。


静枝の描いた絵は見ようがないので、
静枝の好きな絵を調べてみてみました*
これはパズルですが、
静枝のベッドルームには
「夜のカフェテラス」のレプリカが
飾られていたり*





絵といえば、
果歩は「記憶」の章で、


「れんげ畑のでてくる絵本」

「ロボットがでてくる話なの。観覧車に乗ると、真下にれんげ畑が見えました、っていう話。」


という、
過去に読んだ絵本の話をするのですが





わたしもどうしてもその絵が見てみたくて

ちひろBOXちひろBOX
1,728円
Amazon

こちらを購入しました*

イラスト集なので
物語は分からないけれど、
ロボットの観覧車の絵は見られました







図書館の蔵書に、
ロボットのおはなしが残ってないかなと思い
「ちひろ美術館」にも足を運びました*


その絵本はありませんでしたが、

『あかちゃんのくるひ』
『窓ぎわのトットちゃん』
『戦火のなかのこどもたち』
『わたしのえほん』

を、ゆっくりゆっくり読みました







果歩の作る おいしそうなごはんも
おうちごはんでチャレンジしました


「ピクニック」に出てくる
粕汁



あまった酒粕できゅうりを漬けました♡


ほかには、

牛肉をまいたいんげん
鰹節を絡めた炒り卵
えのきと里芋の白味噌汁
のりとたまごとおかかのごはん…


書いてるとお腹空いちゃいますね




よく考えてみると、
わたしがジントニックすきなのも
もしかすると
ホリー・ガーデン の影響だったのかな







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