むかしむかし・・・
会社に入ってすぐ、新入社員研修で
まだ同期全員が一緒に研修受けてたときのことです。
私は、超就職難でやっと決まって地元を離れたところに就職決まったけど、
なんかみんな自分よりずっと優秀そうで自信満々に見えるし、
気も強そうだし、文系の人たちとかすごい華やかだし、
気後れして、毎日超緊張して過ごしてました。
ある日、研修終わって、みんなで晩御飯食べに行くかなんかで
ぞろぞろ何人かずつ固まって歩いてたら、
なんか後ろからすごい足音がして振り返ってみると
同期の一人が後ろからすごい勢いで走ってきました。
私は誰とだったか覚えてませんが、誰かと３人くらいで話しながら
歩いてたと思います。で、
どうしたんだろう？
私たちより前を歩いてる誰かに追いつこうとして走ってるのかなと
思っていたら、私たちのところで急停止して、
私に
”よかったぁ〜いい人で”
と言ったのです。
何を言われてるのか良くわからず、
”え？”
って聞き返したら、
”いやぁ〜あなたのことすごい怖そうだと思ってたんだけど、
そんなことなくてよかったぁ〜と思ってぇ〜”
って。
もう、びっくりです（笑）
怖そうって言われたことは何回もあるし、
毎日緊張MAXで過ごしてたから確かに怖そうだったかもしれないけど、
私にはみんなの方がよっぽど怖そうに見えるし、
っていうかその彼女は特に怖そうだと思ってた数人のうちの一人だったのです。
で、思わず
”それはこっちの台詞だよ”
ってぼそっと言っちゃいました。
彼女はよかった〜って話をまだ続けてたので、多分聞いてなくて、
”それどういう意味よ！”
とかは言われなくてホッとしました。
本当にびっくりでしたが、そこからだんだん知っていくと、
私も最初彼女のことを怖そうだと思ってましたが、
そんなことはないとわかりました。
お互いに ”怖そう” と思って、
お互いに ”そんなことないんだ” ってわかったわけです。
（もちろん、他にも私のこと怖そうと思ってたけど
何も言わなかった人もいるかもしれないし、
最初に怖そうと思ってた人でずっと怖そうと思ってた人もいましたし、
最初優しそうと思ってたけどあとで怖そうと思った人もいましたけどね（笑））
こういう場合は、その人が怖そうかどうかに関わらず
何日もみんなで研修受けて、ご飯も一緒に食べて、
なんなら宿もいっしょだったりするわけで、
みっちりいろんな場面で一緒にいるので、
自分は怖いと思ってても、その人が他の人と接してるのをみて
”そんなことないんだ” ってわかったりもするチャンスもあるわけです。
でも、相手といろんな状況でみっちり一緒に過ごす機会がなかったり、
相手が上司だったり、自治会の役員とか、PTAの役員とか
先生とか（習い事でも、学校でも、お医者さんでも）
自分より上（上と感じられる）の立場の人だったら、
なかなかそういうチャンスがはないかもしれませんね。
怖い人（自分が怖いと思う人）が身の回りにいる状況から
逃れられない場合というのはしんどいです。
（もちろん、逃げられるなら逃げていいです！
無理にその人と向き合って克服しよう！とか思わなくていいです！）
そんな方はソマティックエクスペリエンス®受けに来てみてください😊
その人のことを好きにはならないかもしれませんが、
その人がいることでびくびくするということは無くなっていくと思いますよん🎶
あ、”なんか知らんけど、人に怖がられるんです〜”って方も是非！
ロルフィング神戸 ～ときどき東京～
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