池袋8人死傷事故で男を起訴 危険ハーブで意識障害「運転中に2回吸った」 | 毎日のニュース

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 東京・池袋の繁華街で車が暴走し、8人が死傷した事故で、危険ドラッグ(脱法ドラッグ)を使用して運転したとして、東京地検は12日、危険運転致死傷罪で会社員、名倉佳司容疑者(37)を起訴した。

 地検は7月から2カ月間、名倉被告を鑑定留置して精神鑑定を実施。危険ドラッグの吸引が意識障害の原因で、責任能力に問題はないと判断した。

 捜査関係者によると、名倉被告は、運転を始めた直後は正常な精神状態だったが、事故直前に意識障害に陥っていたという。

 逮捕直後に「運転前に危険ハーブを吸った」と供述していたが、その後、「運転前ではなく、運転中に2回吸った。ぼーっとして頭が重くなり、やばいと思った」と供述を変遷させていた。