北海道、12日も大雨続く 地盤緩み土砂災害の恐れ | 毎日のニュース

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 北海道は低気圧や上空の寒気の影響が12日も続き、局地的に雷を伴って1時間50ミリ前後の非常に激しい雨が降った。気象庁は大雨が続いて地盤の緩んでいる場所があるとして、土砂災害などへの警戒を呼び掛けた。

 気象庁によると、11日に北海道で大雨特別警報を発表する要因となった日本海側の低気圧は12日もほぼ停滞し、湿った空気の流れが継続。上空約5500メートルには氷点下15度以下の強い寒気も入って、大気の状態が非常に不安定なまま推移しており、13日も続く恐れがある。東北地方でも同様に大雨の恐れがあるとしている。

 北海道各地の12日の1時間雨量は苫小牧市59・5ミリ、白老町49・5ミリなど。9日から12日午前4時までに観測した総雨量は千歳市の支笏湖周辺375・0ミリなどに上っており、これらの地域では土砂災害警戒情報が出された。