【あめで女児昏倒】4市教委以外に連絡せず 「少しでも情報あれば対策とれた」 | 毎日のニュース

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 瑞穂町教育委員会は、同町で小学3年生の女児が不審な男から渡されたあめを食べて一時意識を失った事件について、隣接する福生、羽村、あきる野、武蔵村山市の各市教委に情報を提供しながら、同じく隣接している青梅市や近隣自治体には連絡していなかったことが8日わかった。再発防止の観点から、瑞穂町教委の対応が問われそうだ。

 町教委によると、7月29日の事件発生直後は情報が混乱、事実関係に不明確な点もあって「他自治体に誤解を与えかねず、情報提供できる状況ではなかった」(指導課)という。

 しかし、同月31日までにある程度の事実が確認できたと判断し、福生市などの4市教委に連絡を入れた。この4市教委は「ふだんからおつきあいがあり、何かあったら連絡を入れ合おうという間柄」(同)といい、その他自治体への情報提供は見送った。

 この結果、青梅市や近隣の立川、昭島市など多摩地区の他自治体には連絡がなく、複数の自治体が「警察からの情報もなく、8日のネット配信ニュースで初めて知った」などとしている。埼玉県入間市も瑞穂町に隣接するが、連絡はなかったという。

 ある近隣市の関係者は、「少しでも情報があれば何らかの対策をしていた。犯人が当市をうろつく可能性もある以上、不確定な部分があっても情報を共有するルールが必要だ」と指摘し、瑞穂町の対応に疑問を投げかけている。