女子ゴルフのメジャー第4戦、全米女子プロ選手権の開幕を翌日に控えた13日、会場となるニューヨーク州ピッツフォードのモンローGC(パー72)で各選手が最終調整し、プロアマ戦に出場した宮里藍は「風があったが、(初日に)同じ風向きで吹くと聞いているのでいい練習になった」と笑顔だった。
連日の雨で地面が軟らかくなり、ボールは転がらない。全長6700ヤードを超える長いコースとあって、18番(パー4)は第2打に3番ウッドを使ってぎりぎり届くなど、グリーンをとらえるのに苦労しそうだ。
それでも不振だったパットは「前傾姿勢を保つことを意識して、ショートパットですごく効果があった。あとは試合でどれだけ出せるか」と復調へのヒントを得たようだった。
宮里美香、有村智恵と上原彩子は9ホールを回って本番に備えた。(共同)