11日午後2時半ごろ、津市美里町北長野の国道163号で、津市の男性(72)の乗用車が路面に開いた穴に落ちた勢いでひっくり返った。男性は頭や胸などを打って軽いけが。男性の車と接触した2台の車に乗っていた男性と女性がそれぞれ軽傷を負った。
三重県津建設事務所によると、穴は縦、横、深さがそれぞれ約2メートル。台風11号による大雨で、路面下の土砂が流されて生じたとみられる。現場付近は、雨が降り始めた9日午後2時ごろから10日午後1時ごろにかけ、530ミリの雨量が記録されていた。
ひっくり返った男性の車に後続の乗用車と、対向車線を走っていた乗用車が接触した。