【福岡の従業員殺害】骨は40代の親族男性 3人目確認 | 毎日のニュース

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 福岡県筑後市のリサイクル店の従業員、日高崇さん=当時(22)=を殺害した罪で起訴された同店経営、中尾伸也被告(47)と妻の知佐被告(45)の周辺捜索で見つかった骨が、行方不明となっている40代男性のDNA型と一致したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。男性は、知佐被告の妹の夫に当たり、長男と共に不明となった。

 捜索では複数の骨片が見つかり、日高さんや別の男性従業員の骨が既に確認されている。

 捜査関係者によると、伸也被告は、日高さんら従業員2人のほか、親族の男性と10歳前後になる長男について「遺体を実家の庭に埋め、骨を砕いて川に捨てた」と供述していることも新たに判明。県警は裏付けを進める。関係者によると、男性は勤めていた大手電機メーカーを辞めた後、平成18年ごろに夫婦が経営するリサイクル店で働き始め、その後、長男とともに不明となった。