イスラエル、空爆強化へ 退避勧告、死者150人超 | 毎日のニュース

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 イスラエルのメディアは12日、同国軍が軍事作戦を続けているパレスチナ自治区ガザ北部などへの空爆を強化する方針だと報じた。軍筋は、ガザの住民らに退避勧告を出し始めたことを明らかにした。

 ガザの当局者によると、これまでのイスラエルの攻撃による死者は150人を超え、負傷者も千人以上となった。

 ガザ北部からはイスラエルに向け長距離ロケット弾が発射されているとみられており、空爆強化で発射装置を破壊する狙い。しかし、住民がイスラエル側の指示通り退避するかは不明で、大規模な被害につながる恐れもある。

 ロイター通信によると、イスラエル軍は12日、ガザの警察幹部の自宅を空爆、15人が死亡した。

 一方、ロイターによると、イスラエルに12日、隣国レバノンからロケット弾攻撃があった。負傷者は確認されていない。イスラエル軍は報復砲撃した。(共同)