元ドイツ代表FWで、2004年からマネジャーを務めるビアホフ氏が決勝について「準決勝のブラジル戦とは違って、厳しい試合になるだろう」と述べた。
ビアホフ氏は代表デビューした1996年の欧州選手権決勝で決勝ゴールを挙げた。「現役時代、アルゼンチン選手は同僚にも相手にも多くいた。皆とても心優しい性格だが、ピッチに立つと突然、別人になる。ドイツは決勝でそのハードルを越えないといけない」と警告した。
ドイツがW杯で最後に優勝したのは西ドイツとして出た90年大会。「今の代表は当時のチームとよく似ていると言われる。所属クラブで国際舞台のタイトルなど経験を豊富に積んだ選手が多い点も同じ」と分析した。(共同)