右肘靱帯の部分断裂で故障者リスト入りした米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が11日、球団を通じて日本語と英語で談話を発表し、「このような形でチームを離れることになり、球団、チームメート、そしてファンの皆さまには大変申し訳なく思っております」と苦しい心境を吐露した。
メジャーのマウンドに復帰するまで約6週間の治療とリハビリを要すると診断された。田中将は「これも長い野球人生の一部であると受け止めています。故障するリスクは常にあることは分かっています」としている。右腕が米国で初めて迎えた苦境。「大切なのは、しっかりと自分の体と向き合い、1日でも早く復帰できるように努めること。マウンドで元気な姿を見せられるよう頑張ることを約束します」と結んでいる。(共同)