「国民が平穏確信まで」攻撃緩めず イスラエルのガザ軍事作戦 | 毎日のニュース

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 イスラエルのネタニヤフ首相は11日、イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザへの軍事作戦について「平穏さが戻ったとイスラエル国民が確信できるまで続く」と述べ、攻撃の手を緩めない姿勢を示した。首相府が発表した。

 ネタニヤフ氏は8日からの軍事作戦で「ハマスなどの拠点1000カ所以上を攻撃した」と指摘。攻撃を免れるガザの武装組織の拠点はないと強調した。

 ガザの当局者によると、これまでに子供を含む105人が死亡、700人以上が負傷している。ネタニヤフ氏はハマス幹部らは住民の背後に隠れており、死傷者が出ている責任はイスラエル側ではなく、ハマス側にあると主張した。

 11日夜もテルアビブ周辺に、ガザからロケット弾が発射されたが、対空防衛システム「アイアンドーム」が被害を防いだ。(共同)